【リターン紹介①】 シロワニの「歯」について

リターン紹介①

シロワニの「歯」について

 

皆様、こんにちは！いつも応援いただきありがとうございます。
ミナミイメージズの南です。

 

今日は私たちイチオシの返礼品の一つであるシロワニの歯についてのお話です。

 

水族館では、抜けた歯は水槽の底に落ちるのですぐに発見できると思います。
自然の海の中ではどうかというと、砂の中に埋まってしまったり潮流で流されたりするのでそうそう見つかりません。

しかし、シロワニが狭い範囲に長い時間集まる弟島の『鹿浜』や父島の『マルベリ』の洞窟の中で探すと、ときどき見つけることができます。

ガイドしていて残念なことにシロワニがいなかった場合は、みんなで少しの時間探したりします。またシロワニがいたときにもゲストがシロワニを見ている間に足元に『歯おちてないかな～』なんて探すこともあります。

 

父島のマルベリで見つけたシロワニの歯

ゲストの皆さんが欲しがるシロワニの歯ですがなかなか見つかりません。

どんなときにシロワニの口から歯が落ちるのか？
わたしは実際に歯が落ちるところを２回見たことがあります。

 

一度目はエダサンゴのポイントでした。
じっとしているメスのシロワニを撮影していた時のことです。

 

別のオスのシロワニが上の方を泳いで近寄ってきたのです。
なんとなく威嚇っぽい雰囲気に、私はメスを撮りながらもオスの動きを注意して見ていました。
するとそのオスが『ブンブン』と首を大きく振ったんです。

そうしたら口元から白いものがユラユラ落ちていきました。
目を離さないように泳いで近寄ると抜け落ちた歯でした。

 

 

拾ってみると、抜けたてだからなのか？根本の部分は血液の色なのかうっすらと赤くなっていました。

 

もう一回は、沈船の海底でゆっくりするメスを撮影していたら、若いオスが勢いよく私のほうに突進してきたんです。でカメラにぶつかる一歩手前でターンしてすっ飛んでいきました。

そのとき慌ててシャッターを切ったのがこの写真です。
そのときは気づいていなかったのですが、抜けた歯がしっかりと写っていました。

 

動画にもその様子が写っていました。（わかりやすいようにスローにしています）

 

 

小笠原を訪れるダイバーのみなさんが欲しがるシロワニの「歯」。
返礼品ではリングをつけたものとそのままの歯の2つをお届け予定です。

この機会にぜひ貴重なシロワニの歯を手に入れてみてください！