書ききれなかった想い

毎日みなさんからの応援の言葉や支援が届くたびに、飛び上がる思いで喜んでいます。ありがとうございます。

 

わたしは一人暮らしを始めるまで、居心地がよく落ち着ける場所に出会いませんでした。

実家にいても、父といても、母といても、誰といても基本的に気を張っている状態だったと思います。

両親が喧嘩を始めたら、最悪の事態になる前に仲裁に入らないといけないと思っていたし、他人には絶対悟られてはいけないとも思っていました。

 

幼い頃…おそらく、3歳ぐらいだったと思いますが、母がわたしを連れて夜中に家を出て公衆電話で知人に連絡をとっているとき、

車で追いかけてきた父に風呂桶を投げつけられたのが一番古い記憶です。

 

逃げても逃げても追いかけられて、母も結局父のところに戻ってしまうし、わたしも離婚したほうがいいとは頭でわかっていながら親には言えませんでした。

 

今になって思うのですが、母はどこに居場所があったのでしょうか。

よくよく考えたら、わたしは学校や習い事、自室など応急処置的に逃げ場はありました。

父は自営業者だったので、基本的に家にいたし母がひとりになれる時間などありませんでした。

きっとわたしの母は、ひとりで思い悩んでいたのではないかと思うのです。

保護者を、親を、大人は、どこに逃げて誰に弱音を吐けばいいんでしょうか。

 

わたしはこのカフェを駆け込み寺のような場所にしたいと思っています。

大人も子供も関係なく。そんな場所があれば、自分の親も少しは違ったかもしれない。そして自分も。

 

みなさんのご支援は、そういった場所を作ることに使われます。

本当にありがとうございます。