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2025年05月26日 05:50

みんなのお楽しみ!レーベンのご飯タイムのこと

今日は犬達がもしかしたらお散歩よりも楽しみにしてるかもしれない、ご飯の時間の様子をご紹介します。

 



通常9~11時くらいに全頭のお散歩を済ませ、その後にご飯タイムとなります。散歩の前のご飯は、嘔吐や胃捻転のリスクが高く、避けた方がより安心とのこと。

犬達も毎日のことなので、良く分かっていて「次はご飯だ‼️」とワクワクソワソワ。
ボランティアとしてはお散歩が終わって一息つきたいところですが、そんなことは全く許されず、すぐにご飯の用意に取りかかります。

 


レーベンっ子もパピーからシニアまで様々。あげるフードの種類や混合、量も一頭ずつ違います。加えてダイエット中のコや皮膚の弱いコなどそれぞれに合ったフードを、工夫して選び、出しています。
更に投薬中のコはフードと一緒に薬をあげるため、間違えたら大変です。


手早く用意しないと犬達が騒いでしまうし、かといって間違える訳にはいかない。焦る、汗。
慣れないうちは手際良くできず、みんな何度か先輩からピシャリとご注意を受ける、ボランティアにとっては緊張する作業です。


だってやっぱり食事は大事ですよね。人間もワンコも。食べ物のうらみは恐ろしいし、身体は食べ物でできている。そして興奮して気が立っている時は、ケンカなどもし起きたらとても危険です。

 



こんな感じで台所の作業台に目一杯お皿を並べて準備をします。
それぞれに合ったフードを入れた皿にトッピングをしたり、必要なコには薬を入れたりします。


「準備OK!」となったら順番にあげていきます。あげる順番も決まっています。犬達もそれを覚えているので、ルーティンを崩さずにボラ同士声を掛け合い、連携してテキパキと動いていきます。お皿スタンドを使って食べやすくする犬も多いので、それも間違えずに位置や高さを確認して準備です。

 



取り合いや争いが起こらないようケージの中で食べるコが多いですが、ケージに入らないコも定位置は崩しません。

 



オリバーおじいちゃんはここが定位置。この姿勢のままご飯を平らげます。残すことはほぼありません。何なら勧められたら他のコの残りも食べます。食欲旺盛。

 



大体、1分もかからずにきれいに平らげます。動物にとって生きることに必要なある食事と排泄は、無防備な状態と言われ、野犬は一刻も早くそれを済ませることが敵に襲われる可能性が下がってストレスが少ないと言われています。人間のように早食いはマナーが、とか言われるような、そういう問題ではないのです。よく噛ませることなどはフード選びの時にタイプを選んで調整し、お皿は衛生的に管理できるシンプルに食べやすいものを選んでいます。(ノーズワークのように、時間をかけておやつを探すトレーニングの場合は、食事とは違うので考え方が変わります。)食事を、食べたいスタイルで、犬の気持ちや野犬の生態を理解して落ち着いて出してくれる人間に対して、犬は好意的に捉えます。犬の教育や能力開発はいろいろな場面で取り組まれますが、本能的で生活そのものの基本的な場面は、むしろストレートにこなさせてあげる方が安心し信頼感が増します。

 

おかわりは?と言うような目で見られても、それで終わりですよ、ナル君。


「僕もう少し食べたいんですけど…」と控えめな眼差しのリーバ。君はダイエット中なんだよ。分かってくれ…🙂‍↕️

 

ハイシニアのルーク。
目が見えてませんが、ご飯のお皿を近くに出すと、すぐに気付いて食べ始めます。フードはお湯で柔らかくしてペースト状にしたもの。いつも殆ど完食します。食べることは生きること。そんな言葉が頭に浮かびます。食べ具合をどの犬に対しても、ボラ達はよく見ています。

 


しかし中には食べが悪いコもいます。(体調が悪いわけでもなく、甘えたい、特別に食べさせて欲しくなるメンタルの場合が多い)
そういう時はボラさんが手からあげてみたり、トッピングを追加したり、とひと工夫します。😢

犬達も賢いので、隣の子があんなことしてもらってる!と気付いて、甘えっ子が伝染することも多いです。もぅ、頼むよ。やることたくさんこの後も待ってるんだから。この辺りは、兄弟の多い家庭のようです。でも、控えめな性格の犬ほどこれがよく出る。その子なりの自己主張です。あまりにも時間がかかる時は、いい加減にしなさい、と潔く皿を下げます。犬にこびて、人がそばでガン見しながらあれこれ手を加え続けることは、出口が見えなくなり犬主導になるので、むしろよくありません。食べて欲しい気持ちがあっても、心を鬼にしなければならない難しいけれど大切なところです。

 

そんなこんなで、お楽しみのご飯タイムがあっという間に終わります。ボラ達はお皿を回収し洗って、やっと一息…ついてはいられず、次は掃除が始まります。


犬達はやれやれ食べたぞ…といった具合に思い思いの場所で食休みをして過ごします。当然、食事の後なので眠たくなりますよね。
(いや、そうでないコもいますが。落ち着きなさいよ)

 



ところでボランティアに来て長い時間いる人は、自分のお昼を持ってきて食べます。大体掃除が終わってからリビングで食べます。その場合に、まあ予想がつくと思いますが…。

 

「何かいいにおい。美味しそうなの食べてるね~、一口ちょうだい💕」
と言わんばかりの顔で見上げてきます。あげません。
でも皆ちゃんと分かってて、飛びついてくるようなことはしません。ボラさん達はこの視線と圧に負けないよう、目を反らしつつ自分のお昼を食べるのです😙。


今日もレーベンっ子が元気に過ごせるよう、頑張りましょう💪



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