里親さまからのメッセージ　ニーナのご家族より

湘南１レーベンクラファンのページを訪れてくださったみなさん！

目を留めてくださり、ありがとうございます。

私は、湘南１レーベンさんが命のバトンを繋いでくださった元繁殖引退犬、８歳の愛犬ニーナと暮らす一里親です。

 

 

そんな私から、皆様にお伝えしたいことがあります。

このページに辿り着いてくださったということは、少なからず保護犬猫に関心をお持ちでしょう。昨今SNSを筆頭に、興味のある事柄については、勝手にどんどん情報が届く仕組みのようです。

 

 

それらの情報の中には、今まさに辛く苦しい地獄のような日々を過ごす犬たちのこと、またレーベンのように保護〜譲渡という心温まる情報であっても、そこにたどり着くまでの犬たちの環境は、目を覆いたくなることばかりです。

 

 

それらを目にしたとき
可哀想（共感）
ひどい！（怒り）
なんとかできないか、なんとかしてほしい！

ここまでは誰でも思うでしょう。

でも。。。（あきらめ）

そして「出来ることが見つからない」辛くなるから見たくない、触れたくない。

目をそむけてしまう、私も危うく

そうなりそうでした。

 

 

でも湘南１レーベンと出会い、保護活動をもっと大きな視点で捉えてもいいのでは、と思うようになりました。

まずは知ること。学ぶこと。それをどんな形でもいいから、周りに伝えること。

私自身も仕事があり、実際ボランティアとして動くことは困難でも、できることはあります。

ほんの少額おやつ代程度ですが、継続して寄付を続けています。

それは同時にいつも応援しています！の気持ちを、伝えることでもあります。

 

 

保護犬を一頭迎えることは、その空いた場所で救える命を更に一頭、計二頭の命を救うことになる、というのはよく言われることですが、他にも救われる物があります。
迎えた里親の心です。

幸せにするつもりで迎えたのに、幸せをもらっているのは、こちらの方でした。

 

 

保護活動も同じ、だと思います。
自己満足と言われればそれまでですが、小さなことでも「やっている」これは自分の心を救います。

保護活動の中でも、湘南１レーベン代表の古知屋さんは、超スペシャルです！
自宅をシェルターとして解放し、たくさんのこれまたスペシャルなボランティアさんたちと共に、困難な状況にある犬たちを救っています。

 

 

ニーナを迎えるにあたり、初めてシェルターを訪れたときの驚きは、相当なものでした。

外見は、湘南らしい素敵な一軒家、初めての人間ですから、犬たちは当然吠えます。

大音量のわんわん大合唱に迎えられてお邪魔すると、２階の部屋も含め家中にたくさんの犬たちがいました。

 

信じられない数の犬がいるのに、犬たちは落ち着いており環境は清潔感がありました。

犬の状況、性格ごとに部屋を使いきちんと棲み分けが出来ていること、掃除が行き届いているからでしょう。

レーベンファンを自認する私ですが、ニーナの正式譲渡のあとは実際に、シェルターを訪れる機会はありません。

 

インスタグラムで、犬たちの魅力は常に目にしていましたが、その写真には、フィルターがかかっていたことが今回のクラファンでわかりました。

あの子やこの子の可愛い仕草の背景、和室に敷き詰められたトイレシートの下がこんな状況だったなんて気づきませんでした。

 

 

見た目の問題、だけではありません。怪我や誤飲誤食の危険もあります。特に子犬はしっかり身体を大きくするという本能でしょう、なんでも口にしてしまうのは、私も経験済みです。犬たちの大合唱についても、近隣の方々の善意や我慢の上に、では心苦しいですね。

 

 

金額も微力だしもどかしいですが、気持ちは常に全力応援です。

いつか”保護犬”という言葉が過去のものになる日まで、活動の継続のため、ひとりでも多くの方々のご支援をいただけましたら幸いです。

気持ちだけ全力応援の一里親より。