支援総額
目標金額 3,500,000円
- 支援者
- 555人
- 募集終了日
- 2025年9月30日
野犬はなぜ野犬になるのか。
野犬は、妊婦犬のお母さんのお腹から生まれた時にすでに野犬と呼ばれる状態なのか、そのお母さんはいつから野犬なのか、生まれた時は家庭犬だったのか?考えてみたら不思議です。保護犬という状態の犬も、なぜ保護犬なのか。

犬は人間と暮らすことができ、それに合った生活スタイルをもてる動物です。でも家畜ではないから、繁殖屋でない限り生ませよう、殖やそうとしているわけではありません。野犬が増えるのは、本当に野犬同士の子が生まれただけなのか?
考えられることとして、人に飼われていた犬が野山に放たれた、捨てられた、逃げて探されなかった可能性があります。例えば猟犬など何らかの利用をするつもりだったが、犬が人間の期待に応えられなくなった(老化や衰え)、子犬の時期だけ飼っていたかった、成犬だけ飼うつもりが避妊去勢しないことで子犬を産んでしまったので子犬は飼いたくない、犬を飼う気持ちが失せてしまった(転居の時に連れて行かないとか、複数人で飼っていた人達が別れてしまった)、放し飼いのように外に出して放浪させていて、他の犬と子どもを作ってしまった、など。

事情がわかって「あぁ、そうですか」とは言い難い、人間の身勝手な都合です。でも、これが現実です。
保護したこの犬は野犬にしてはなんだかブランド犬のような風貌をしている、野犬にしては妙に人慣れしている、首輪の跡や虐待の痕跡がある、といったことがあります。遠くを見て誰かを待っているような顔をする。横を通る人を確かめるようにのぞきこんだり前に回り込んだりする。もしくは、極端に上から何かされるのではないかと恐れている。先祖代々、人を避けて距離をとり、野山を逃げ回って生き抜いた野犬のイメージとは、どれも不自然に異なります。この犬は、いったいどんな経験をここにくるまでにしてきたのだろう。言葉で犬から語られることはありません。

人間と同じように、仲間とのつながりがあって、親子の愛情があって、健康で走り回りたい、生きていたいと思っているのに。狂犬病予防法がありますから、そのまま野山で街中で自由に暮らしていってください、とはなかなかならない。人間は噛むかもしれない、襲ってくるかもしれないと、飼われていない犬が周辺をうろうろしていることを恐れます。そんなこと言ったら犬の方も、よっぽど怖いでしょう。人間がその犬を野犬にしたのではないのか。怖いから死んでもらおう、と人は犬に言ってしまうのか。

その犬が人間と意思をやりとりできて、適切に行動できる家庭犬になれるのであれば生きていていい、ということでしょうか。でも犬も、もともとその方が安心して暮らせたのです。歳をとっても生命が尽きるその日まできちんと面倒を見てくれるのであれば。わざわざ人を怖がらせたかったわけじゃない。犬の心が安定すれば、人を襲う理由が極端に減るでしょう。
遺棄した人ではない人達で犬を保護し、愛情をもって家族として受け入れる。犬をひどく扱った人が心を入れ替えることはできなくても、社会全体では犬に良い環境を用意できて守れる。犬を捨て、逃したまま探さない人がいなくなれば、野犬になるきっかけは減ります。人の心変わりを待っていられないから、私達は具体的に行動したい。

そもそも無駄に辛い思いをさせるために産ませることをしない。時々避妊去勢手術をするのがかわいそう、不自然だと言う方もいます。発情期のイライラや喧嘩、度重なる出産による身体の負担、生殖器関係の病気予防。手術をした方が犬のためになることはたくさんあります。そんなに手術がかわいそうなら、それらから犬を守って欲しい。お金をかけず手間をかけず放っておくのではなく。災害時に手術をしていなかった犬が置き去りにされ、放浪して数を増やしたこともありました。猟犬は行動の激しさを残すために、また繁殖させるために手術をしないこともあるようですね。

多頭崩壊やブリーダー廃業は、もう故意に犬を苦しめることになります。そこにはお金に執着して犬を生き物として扱わない(商品としてのモノ扱い)背景や、流行の犬種に買い手が踊らされる状況、飼い主の精神的な闇などがあります。誰でも初めは、自分はそんなことにならない、いい面だけを享受できると思うでしょう。犬はそんな人の姿を、深い瞳でじっとみていたんだろう。時には傷つけられたり、何も世話されなかったりしながら。尊敬や信頼ではなく、あんなふうにはなりたくない、と思っていたのだろうか。業者の考え方では、消費者からの需要があるからコストを抑えて供給しようとした、のでしょうが。
犬は、良くも悪くも人間の影響を強く受け、人間の振る舞いで幸福にも不幸にもなってしまう。人のしたことで苦しい状況になった犬を救えるのも人間。私が謝ることじゃないかもしれないけど、同じ人間として本当に申し訳なかった、今度こそ幸せになって欲しいと願うばかりです。せめて、犬を苦しめる人よりは苦しめない人でありたい。この犬を世界で一番幸せにしてくれるご家族に繋げたい。そう思っています。素晴らしい里親さま達が、団体の誇りであり大きな励ましの力です。

リターン
3,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|3千円
■お礼のメール
===
※ 一度に複数口でのご支援も可能です。
※ 特別なリターン品をお届けしない代わりに、ご支援のほぼ全てを修繕費に充てさせていただきます。保護犬たちのためにありがとうございます。
- 申込数
- 327
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年3月
10,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|10,000円
■お礼のメール
■ホームページにお名前掲載<希望制>
■お散歩練習の様子を動画でお届け
===
※ 一度に複数口でのご支援も可能です。
※ 特別なリターン品をお届けしない代わりに、ご支援のほぼ全てを修繕費に充てさせていただきます。保護犬たちのためにありがとうございます。
- 申込数
- 192
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年3月
3,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|3千円
■お礼のメール
===
※ 一度に複数口でのご支援も可能です。
※ 特別なリターン品をお届けしない代わりに、ご支援のほぼ全てを修繕費に充てさせていただきます。保護犬たちのためにありがとうございます。
- 申込数
- 327
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年3月
10,000円+システム利用料

【リターン不要の方向け】全力応援コース|10,000円
■お礼のメール
■ホームページにお名前掲載<希望制>
■お散歩練習の様子を動画でお届け
===
※ 一度に複数口でのご支援も可能です。
※ 特別なリターン品をお届けしない代わりに、ご支援のほぼ全てを修繕費に充てさせていただきます。保護犬たちのためにありがとうございます。
- 申込数
- 192
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年3月

野犬たちを新しいご家族につなげたい|レーベンサポーター募集中
- 総計
- 40人

救う命を選ばない。どんな犬猫も保護し続け福岡の里親さんを増やしたい
#動物
- 現在
- 3,194,000円
- 支援者
- 301人
- 残り
- 18時間

老病ねこたちが最後まで安心して過ごせるおうちを守っていきたい!
#医療・福祉
- 現在
- 2,039,000円
- 支援者
- 161人
- 残り
- 7日

“まあくんの家“応援隊募集‼︎行き先のない子達の医療と継続のために
- 総計
- 189人

JWCサポーター大募集中!傷付いた野生動物を救いたい
- 総計
- 253人

行き場のない猫たちに幸せな明日を届けたい。保護猫たちの医療費支援を
- 現在
- 1,784,000円
- 支援者
- 139人
- 残り
- 28日

物価高でごはん食べられない若者に今すぐ食糧を|緊急支援2025冬
- 現在
- 11,859,000円
- 寄付者
- 319人
- 残り
- 28日






.png)









