ボランティアの胸のうち　通う距離がダントツ長いSさん

こんにちは。
先ずはじめに、ご支援をいただいた皆様に心より御礼申し上げます。
物価高、酷暑、自然災害、お財布の紐を緩めるには勇気が要ります。
そのような中でも心寄せていただいたおかげで、第一目標を達成できました。本当に有り難うございます！

今日は私が日頃から想っていることを書きます。
このページをご覧くださっている皆さんは全員そうだと思いますが、大好きな犬達のことを本当に想うなら、無責任に飼わない、増やさないことがすごく大事だと思っています。

レーベンで保護している子はほとんどが野犬ですが、犬は野生動物ではありません。人間が「そう」してしまっています。

「飼えなくなったから」「要らないから」という理由などで捨てられ、避妊去勢手術されなかった子達が交尾し、増えていく。多産ですので1回の出産で10匹程度産まれることもあるでしょう。
雪だるま式に増えていった子達は、動物愛護センターで働くみなさんによって保護され、運よく譲渡される子を除き、命の期限をつけられます。

愛護センターの職員の皆さんが好きで殺処分をしているわけがありません。獣医師でいらっしゃる方など、動物が大好きで、きちんと勉強された方々ばかりです。
二酸化炭素ガスを発生させるボタンを押す、その無念さは計り知れません。灰になるために産まれてくる命などあってはなりません。

私は今個人で犬を家族にできる状況ではないので、絶対に家で犬を迎えません。レーベンにいる子達が最高の里親さんに巡り会えるよう、できる限りの力でお世話するのみです。

古知屋代表が立ち上げたレーベンハウスは、命を繋ぐことができる場所です。今回の期間のあるクラウドファンディングは残り数日となりましたが、修繕できた安全な環境で犬達が過ごすことができるよう、引き続きのご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます！