【メッセージリレー#9】雲丹家の皆さま（里親さま）

今から約2年前に保護犬を迎え入れようと家族で決め、ある保護団体に問い合わせをしたことがありました。その団体さんでは、どの犬を迎えるかという前段階に、保護活動そのものへの理解や、どんな考えを持って保護犬を迎え入れようとしているかの審査的なものがありました。結果、保護犬を迎え入れるためにはもう少し理解や準備が必要ですねと見送りとなりました。

表面的な社会的意義だけではなく、保護活動に対する取り組みをもっと理解するためにSNSなどを通じて調べ始めたところ出会ったのがNPO法人Small life Protectionでした。 決して資金力がある大きな保護団体ではありませんが、譲渡した後の里親さん達へのサポート体制や、先住犬を含めたお迎えの手助け、これまで約400頭以上を里親さんに送りだした実績。そして何といっても1頭でも多くの子を幸せな家庭に送り出してあげたいという田口代表含めスタッフ皆さんの保護犬猫活動に対する熱い思いと多くの温かな行動に接し、保護犬猫活動への理解を深めることができています。

我が家に保護犬・雲丹を迎え入れてから、後輩保護っ子に正式な里親さんが決まるまでの一時預かりをお手伝いしています。人に対しての警戒心が強い野犬を家庭環境に慣れさせ、家庭犬として幸せな新しい生活を迎えてほしいと思っております。 今回の施設建設については、より多くの野犬に家族を見つける機会を作ってあげたいという団体の願いです。

雲丹家は、新たな家族に繋げることで、一頭でも多くの犬猫が幸せな生活を送れるように全力で応援させて頂きます。