【お届け進行中！】皆さまのご支援で、子どもたちとご家族、病院全体に笑顔が広がっています

子どもと家族と小児病棟を丸ごと笑顔にしたい！そんな想いで始まったプロジェクトに、あたたかなご支援をお寄せいただき誠にありがとうごございます。クラウドファンディング終了後、約9か月をかけて、付き添い環境の改善に取り組む全国18の小児病棟に、食・睡眠・アクティビティを届けてきました。そしていよいよ、お届けも終盤へ。最新の状況をご報告します！

 

子どもたちに、ご家族に、医療スタッフに。広がる笑顔

 

今回のクラウドファンディングでは、30万円分の①レトルト食品、②睡眠マットレス、③ミュージカルやホスピタル・クラウンといったアクティビティを提供する支援コースの中から、病院に希望する支援内容を選んでいただきました。今回は、アクティビティをお届けした病院についてご報告します！

 

 

アクティビティを受け取ったのは、弘前大学医学部附属病院（青森県）、札幌北楡病院（北海道）、東邦大学 医療センター 大森病院（東京都）の3病院です。

 

※3月末に、佐賀大学医学部附属病院へのお届けも予定しています。

 

病棟に響きわたる歌声に、気分も明るく

劇団四季や宝塚歌劇団出身の俳優が中心となり、病院に本格的なミュージカルを届けてくださったのは、NPO法人心魂（こころだま）プロジェクトさんです。

 

2024年10月29日、弘前大学医学部附属病院に入院中の子どもたちや付き添いのご家族、医療スタッフなど、その日小児病棟にいたさまざまな人たちが、アーティストの生の歌声や音楽、パフォーマンスに触れました。

 

 

新生児室やクリーンルームから出られない人にも、ガラスや受話器越しにパフォーマンスを届け、心に響く歌声に思わず涙する人の姿も多く見られました。

 

（ご家族の声）

「子どもが楽しそうに参加していて、すごく嬉しい気持ちになりました」

（医療スタッフの声）

「忙しく業務を行っていましたが、病棟内に歌声と音楽が響きわたり、気分が明るくなり楽しく仕事ができました」

「明日からも子どもたちと一緒に頑張れるような気持ちになりました」

 

病院に道化師がやってきた！病棟の雰囲気が一変

赤い鼻がトレードマークのクリニクラウン（臨床道化師）で小児病棟に笑顔を届けてくださったのは、認定NPO法人日本クリニクラウン協会さんです。

 

2024年11月1日、札幌北楡病院の2人のクラウンが病室やプレイルームを歩き回るとふだんの病棟と雰囲気が一変しました。

 

 

子どもたちはもちろん、付き添いのご家族や、ドクター、看護師、保育士や院内学級の先生、清掃スタッフなど、病棟内にいるすべての人と関わることで、緊張をほぐし、人と人をつなぐきっかけをつくります。

 

（ご家族の声）

「うちの子は、普段はこんなに前に出たがらない。あんな姿初めて見ました」

（医療スタッフの声）

「子どもたちは、クラウンさんと会うと目をキラキラさせて見ていました」

「通りがかりの他のスタッフや患者さんまで楽しませていただきました」

 

ベッドを離れられない子ども達にも満点の星空を

2024年11月21日、東邦大学 医療センター 大森病院（東京都）に出張プラネタリウムを届けてくださったのは、一般社団法人星つむぎの村さんです。

 

 

子どもとご家族が一緒に中に入って楽しむドーム型に加えて、ベッドから離れられない子どもたちには、窓に黒いシートを張って天井にプラネタリウムを投影しました。

 

3歳の女の子は、朝からずっと楽しみにしていてくれて、見終わった後は廊下でスタッフを捕まえては、「キラキラみたの、たのしかったー！」と自慢げに報告してくれました。急遽、ドクターや看護師さん向けにも開催し、短時間のプラネタリウムを体験していただきました。

 

（医療スタッフの声）

「手術を受けた赤ちゃんのママも、見終わって感極まって涙ぐまれていました」

「先生方や看護師スタッフ向けに急な開催もありがとうございました。おかげでその後仕事に戻ってから働く元気が湧いたようです」

 

皆さまにお寄せいただいた応援は、こうして活きた支援となり、病院の子どもたちや付き添いのご家族、そして日々家族に寄り添う医療スタッフの方々のもとに届いています。最後に改めて、この度のご支援に心より感謝申し上げます。

 

アクティビティのほか、食支援や睡眠支援のコースもあり、引き続きお届けの様子をご報告してまいります！