高齢の飼い主さんよりサイ君を保護し手術になりました

【スタッフからご報告】

地域包括センターの方からのご相談で
認知症とご病気の症状が進み、病院から施設に移動する為、ワンコが飼育出来なくなった為、レスキュー依頼がありました。

名前はサイ君です。ペギニーズの男の子で
優しい子です。

長い間共に過ごした飼い主さんが、いつまで経っても戻らない日々。
夜は一人で真っ暗な中で生活。
サイ君にとって不安一杯な毎日だったと思います。

そんな中、飼い主さんが施設にいる間、地域包括センターの職員さんが
数日置きにサイ君にご飯をあげに行ったりお家シャンプーもしてくださっていました。

当会でレスキューの際には、シェルター近くまでサイ君を連れて来てくださいました。

サイ君の健康チェックの為、検査に行きましたが、左の肛門嚢の真上に腫瘤があり、肛門腺を塞いでいる状態でした。
肛門腺を絞って分泌液は出ましたが、腫瘤の大きさは変わらず、出血排膿があり炎症も起きている為に抗生剤注射と早めの切除が必要との診断で早急の手術となりました。

切除した肛門周囲の腫瘍は病理検査の結果、肛門周囲腺種との診断で良性のため問題なく安心しました。

再診し術後の経過も順調で、抜糸をし受診終了しました。

臍ヘルニアもありましたが去勢手術と共に整復手術も終わりました。

他に両後脚太腿筋の萎縮が少し見られましたが生活には全く問題無いとの事でした。

手術も無事に終わり、治療すべき物も無くなりましたので募集開始します。

サイ君にご興味のある方は、お見合い会参加の際に是非会いにお越しくださいね。

サイ君の応援宜しくお願い致します。

私達の団体名には、SORAと言う言葉が入っていますが、この『SORA』が入っている理由は、お空に行った保護っ子達や
沢山の人と輪になり動物問題を解決していきたいと思っているからです。

これまでの私達を作ってくれた保護っ子達や応援者さんに心から敬意を持って、不屈の精神で活動しています。

クラウドファンディングも残り約3週間となりました。
https://readyfor.jp/projects/sora-chiisana2025
皆様の熱い応援に応えられる動物福祉活動を当会で今後も突き進んでいきますので、ご支援よろしくお願いいたします。🙇‍♀️

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