
支援総額
目標金額 1,800,000円
- 支援者
- 70人
- 募集終了日
- 2017年7月24日
コロナ禍での歩みとこどもたちの未来を守る学習プログラムの再開
こんにちは。カマルフリーダの西村祐子です。
カマルフリーダのフィリピン・セントマーサエステートでの活動を、またこちらの新着情報欄で時々お伝えすることにしました。今回はコロナ禍でのセントマーサエステートの様子と、昨年1月に完成したコミュニティキッチン(Center ng Kaalaman/ナレッジセンターと名付けました)での取り組みをご紹介します。
-コロナ禍でのナレッジセンターの歩み-
2020年1月に念願のナレッジセンターをオープンさせることができ、3月中頃までは、こどもたちへの読み聞かせ・学習プログラムや、お母さん向けの料理教室、貯金グループの集会などを実施し、順調に運営を継続しておりました。
その後、新型コロナウイルスの感染拡大により、フィリピンでは3月15日よりマニラ首都圏の封鎖、17日よりルソン島全域での封鎖が行われました。いわゆるロックダウンですが、フィリピンでは「コミュニティ隔離措置」といい、地域の感染状況に合わせて4つのレベルに分けて、住民に対する外出制限がかけられています。
セントマーサエステートの位置する中部ルソン地域のブラカン州では、3月17日から2021年2月現在まで、制限のレベルは変更されていますが、コミュニティ隔離措置の対象地域となっています。
コミュニティ隔離措置開始時には対象地住民に対して、エッセンシャルワーカーの勤務のための外出や、生活必需品の購入のための外出等を除き、自宅に留まるよう求める強い外出制限がかけられました。セントマーサエステートの住民たちも外出を禁じられ、カマルフリーダは一旦ナレッジセンターの運営を停止せざるを得なくなりました。
その後、地域でのコミュニティ隔離措置による制限が緩和されたことを受け、6月にはナレッジセンターの清掃、プログラム参加者向けのマスクの用意、手洗い用の石鹸と水の確保、アルコール除菌の用意等の感染対策措置を行った上で、少人数でのプログラムを再開しました。
ナレッジセンターでの活動は大変好評でしたが、ちょうど7月から9月にかけて再び感染状況が悪化したことを受けて、9月にはナレッジセンターの運営を停止することになりました。
その後、セントマーサエステートに暮らす人々を取り巻く環境が大きく変化する中、どういった形でナレッジセンターを運営するか検討をしておりましたが、セントマーサエステート内の小学校が依然として対面授業を再開しておらず、生徒たちに教材を配って家庭学習をするように求めている状況を鑑みて、やはりまたこども向けの学習プログラムをまずは再開することにしました。
-こどもたちの未来を守る学習プログラムの再開-
2020年3月中旬のコミュニティ隔離措置により、対象地の小学校は休校になりました。10月からようやく授業が再開されましたが、この授業はオンライン授業、もしくは「モジュール」と呼ばれる一定期間分の教材を配って家庭学習を求めるというものです。カマルフリーダのマニラオフィスのスタッフ・キムが住むケソン市の学校では、オンライン授業が行われ、生徒たちは自宅からパソコンやタブレット端末等を利用して授業を受けています。端末をもたない家庭には、市からの貸与も行われています。
一方、セントマーサエステートの小学校では、リアルタイムのオンライン授業は一切行われず、毎週金曜日に「モジュール」と呼ばれる一週間分の教材プリントが保護者に配られ、それを各家庭でこどもに取り組ませ、翌週の金曜日に学校に提出させるという方式をとっています。
セントマーサエステートに暮らす人々の中には、親世代が十分な教育を受けておらず、親がこどもの勉強を見られないという家庭も多くあります。このままにしておくと貧しい家庭のこどもたちは十分な教育を受けられず、教育格差がますます広がってしまいます。そこで、カマルフリーダがこどもたちの家庭学習をサポートするクラスを開講することにしました。
2021年1月25日にセンターの運営を再開し、月曜日から金曜日まで午前と午後に1クラスずつ学習プログラムを開講し、各クラス7名の生徒が参加して指導を受けています。指導は、高校生になったレンレンが担当しています。
レンレンには、彼女がセントマーサエステート移住前に、マニラのスラム・スモーキーマウンテンで暮らしていたころに出会いました。当時は小学生でしたが、移住から7年が経過し、高校生のしっかりとしたお姉さんになりました。カマルフリーダのプログラムにも度々参加して、野菜作りやこどもたちへの読み聞かせなどをしてくれていましたが、今回は先生としてカマルフリーダが雇い、こどもたちの指導を担当してもらっています。
以下に学習プログラムの様子を掲載しました。このクラスでは、こどもたち用の軽食も提供しています。センターの建物管理を行うシンディーが、キッチン部分で軽食を用意し、こどもたちに振る舞っています。

しばらくはこのような形の学習プログラムを中心にセンターを運営していく予定です。コロナ禍で先が読めない状況が続きますが、まずは学習プログラムを継続することで、セントマーサエステートに暮らすこどもたちの未来を守っていけたらと考えております。
また時々、この新着情報欄で現地での様子をお伝えしていきます。今後ともぜひ我々の活動を見守っていて下さい。
カマルフリーダ 西村祐子
リターン
3,000円

-感謝を込めて- ありがとうコース Thank you gift for 3,000yen contribution
・お礼のメール
・Thank you e-mail
・ニュースレターによるプロジェクト進捗報告
・Monthly progress reports
※建築スケジュールは天候等の影響により前後する可能性があり、その場合はリターンの発送時期も合わせて変更になりますことご了承くださいませ。
※The thank you gift will be sent by March 2018. However, the completion date may change due to weather and in such a case, the thank-you gift dispatch may be delayed.
Press the red button below for 3,000yen(about $27) contribution!
- 申込数
- 16
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年3月
10,000円

-感謝を込めて- 特典付きコース Thank you gift for 10,000yen contribution
・お礼のメール
・Thank you e-mail
・ニューズレターによるプロジェクト進捗報告
・Monthly progress reports
・キッチンに設置するプロジェクト支援者名盤への記名(小)
・Your nameplate(S-size) installed on the wall of the kitchen
・プロジェクトブックレットVol.1:活動報告編
・Project booklet vol.1: Activity Records
※建築スケジュールは天候等の影響により前後する可能性があり、その場合はリターンの発送時期も合わせて変更になりますことご了承くださいませ。
※The thank you gift will be sent by March 2018. However, the completion date may change due to weather and in such a case, the thank-you gift dispatch may be delayed.
Press the red button below for 10,000yen(about $90) contribution!
- 申込数
- 35
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年3月
3,000円

-感謝を込めて- ありがとうコース Thank you gift for 3,000yen contribution
・お礼のメール
・Thank you e-mail
・ニュースレターによるプロジェクト進捗報告
・Monthly progress reports
※建築スケジュールは天候等の影響により前後する可能性があり、その場合はリターンの発送時期も合わせて変更になりますことご了承くださいませ。
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- 申込数
- 16
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- 発送完了予定月
- 2018年3月
10,000円

-感謝を込めて- 特典付きコース Thank you gift for 10,000yen contribution
・お礼のメール
・Thank you e-mail
・ニューズレターによるプロジェクト進捗報告
・Monthly progress reports
・キッチンに設置するプロジェクト支援者名盤への記名(小)
・Your nameplate(S-size) installed on the wall of the kitchen
・プロジェクトブックレットVol.1:活動報告編
・Project booklet vol.1: Activity Records
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Press the red button below for 10,000yen(about $90) contribution!
- 申込数
- 35
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年3月

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