
寄付総額
目標金額 3,500,000円
- 寄付者
- 157人
- 募集終了日
- 2025年9月8日
杉本家住宅を未来に繋ぐための応援メッセージ


三代浜作主人
森川 裕之
京都の町衆、京都人にとりまして、国指定重要文化財杉本家住宅は心の拠り所であります。私は先代のご当主杉本秀太郎先生から永くご厚誼をいただいております浜作という料理屋の主人でございます。この混沌としたご時世の中、ご先祖から代々受け継がれてきたもの(有形)を如何にして現在維持し、また次代に残すか、京都の老舗に生まれたものは少なからずこの至上命題と日々向き合わねばなりません。この点において杉本家の皆様は個人の生活を犠牲にしてまで、厳格かつ繊細な精神をもって「家を守る」という一念の下、ご家族一丸となって立派にお役目を果たされて参りました。その日常のご生活こそが無形文化財と言えるものであり、傍目に拝見して実に頭の下がる思いであります。同じ京都人として、是非とも皆様の汎く厚いご支援を賜りますこと不肖私よりお願い申し上げる次第に存じます。

一般財団法人伯牙山保存会
理事長
村岸 伸行
私共、伯牙山保存会は戦後、当時使用しておりましたお飾り所を喪失いたしました。その際、当時杉本家八代目当主・故杉本郁太郎氏のご配慮により、京町家・杉本家住宅内を伯牙山保存会の祗園祭行事遂行の場としてご提供いただけることになりました。以降、長年に渡り、宵山行事期間中、店の間を懸装品お飾り所(会所)として使用させていただいております。
この度、杉本家保存会様が大屋根の修繕事業にクラウドファンディングを活用されるとお聞きいたしました。伯牙山保存会としてお力になれることはないかと検討し、微力ながら力添えさせていただくことになりました。
ご協力いただけます皆様とご一緒に古き良き京の町家文化継承・維持に携わることができましたら幸いです。

作家
恩田 陸
杉本家を訪れるたびに、古いということの新しさにいつもびっくりする。
澱んだところがちっともなくて、風通しがいいところにもハッとさせられる。
子供の頃の記憶だけでない、遺伝子の記憶みたいな、いろいろな種類の懐かしさが湧き上がるのと同時に、必ず未知の発見もある。
そういう場所が、今も京都の市井に息づいていて、変わらず存在し続けてくれているのは、とても素敵なことだし、つくづくありがたいと思う。ささやかながら、そのお手伝いができることに感謝します。
(写真提供:朝日新聞出版写真映像部)

亀屋良長株式会社 代表取締役社長
吉村 良和
私と杉本家さんとのご縁は40年ほど前に遡ります。幼い頃ピアノを習いにお伺いしていました。大きな扉を開けると薄暗い静まった空気が張り詰めていました。30年ぶりに杉本家さんの大きな扉を開けたのは10年ほど前。イベントで和菓子をお出しする時でした。扉を開けるとそこにはあの頃と変わらない時間のない静寂が流れていました。これほどまでに変らぬことに驚き、同時にこの建物を手入れし守り続けられてきたことに静かな感動を覚えました。
コンクリートの面積が大半の町に住んでいながら一歩扉を開けると五感で人の営み、そして自然が感じられる京町家は先人の知恵の結晶だと思います。慌ただしい現代社会で暮らす人々が忘れがちなゆったりとした静寂、自然とのつながりを感じさせてくれる重要文化財杉本家の修復にお力をお貸しください。
河井寛次郎記念館 学芸員
鷺 珠江
京町家の中の京町家といえる杉本家住宅。その美しさは、器である建物の素晴らしさだけでなく、その内側で日々くり返される杉本家の人々の暮らしの美しさ、正しさにより、ゆるぎのないものとなってきました。
杉本家住宅―杉本さんのお家にお邪魔すると、身も心も凛とした心地よさに包まれます。それは行き届いたお手入れの賜物です。こうして住まう人に愛され慈しまれる家は本当に幸せです。ここまで連綿と続いてきた杉本家住宅の幸せを、これからもずっと未来に繋げてゆきたいと心から切に願っています。

NHKエデュケーショナル コンテンツ制作開発センター
美術教養グループ チーフ・プロデューサー
倉森 京子
「送り笛」という美しい振舞いを、杉本節子さんに教わりました。訪れていた杉本家住宅をおいとまする時のこと。「お見送りしませんから、家を囲むろうじから帰ってくださいね」。指示の通りに歩いていると、邸内から聞こえてきたのです、節子さんが吹く笛の音色が。
同い年の節子さんから、こうした「美しいこと」をどれだけ教わってきたでしょう。この家で育った日々から節子さんが身につけ、いま世に伝えようとしているあれこれのこと。修理がすすむ大屋根と共に、その「美しいことども」が次代につながりますようにと、強く願っています。

株式会社フェリシモ代表取締役社長
矢崎 和彦
「文化とは何のことか?」とユネスコ本部職員に尋ねたことがある。彼はしばし考えて「文化とは生活のことだ」と返してきた。人が生きる営みこそが文化だと言うのである。だとすると文化遺産は文化の痕跡でしかないということになる。蝉の抜け殻のようなものだ。杉本家は今日まで脈々と文化のバトンを繋ぎ続けている京都の象徴的存在である。この奇跡のようなリレーを私たちの時代で終わらせるわけにはいかない。抜け殻にしてはならない。だから私は応援したい。

観世流シテ方 片山家第十代
片山 九郎右衛門
ひた、ひた、と毎日変わることなく続けられてきた美しく、ひたむきな生活がそこには確かにある。わたしたち能役者は、そういう日常の美しさを見いだす方々の目によって鍛えられ、そして今に至るまで支えてもらっている。その原点であり、昇華点とも言えるものが...いまここに、息をひそめるかのようにいるのです。

京都大学/総合地球環境学研究所
浅利 美鈴
今、世界ではSDGs(持続可能な開発目標)がキーワードとなっています。都市としての長い歴史を持つ京都は、持続可能性に関するヒントを得ると同時に、本質を考えるための宝庫として、改めて注目を集めています。
杉本家やそこでの暮らし、価値観は、まさにその生きた学びの場です。他方、昨今の気候変動は、私たちの体のみならず、建物にも大変な負荷になっているようです。
今、手を入れなければ、世界に誇れる京都、いや日本の知恵を失ってしまうことになります。私たちの行動が、レガシーになることを確信しつつ。

京都女子大学 学長
竹安 栄子
京都女子大学と奈良屋記念杉本家保存会様とのご縁は、故杉本秀太郎先生が長年にわたり本学で教鞭をお執りいただいたことに遡ります。令和2年度は、本学にとって創基100周年、そして杉本家住宅築150年の記念すべき年にあたり、旧米蔵をお借りして「京都女子大学 杉本家KOMEGLAキャンパス」を開設させていただくことになりました。杉本家住宅は、町衆文化を現代に伝える京都の代表的町家建築です。日本が世界に誇る文化財の中で、本学学生のみならず、地域社会や世界中の人々が学ぶ価値は計り知れないものがあります。その杉本家住宅を末永く未来に伝えていくために、この度の大屋根瓦の葺替えは大変重要な意味があると理解しています。京都女子大学も『重要文化財の京町家を後世へ!築152年の杉本家住宅の修復にご支援を』を応援しています。
ギフト
10,000円+システム利用料

<1>【クラウドファンディング限定】杉本家住宅と歴史を共にした「旧襖紙」の記念カードコース
●【クラウドファンディング限定】杉本家住宅と歴史を共にした「旧襖紙」の記念カード 1枚
・「花兎」または「菱牡丹」柄のカードをランダムで1枚お届けします。
●お礼のメール
●寄付金受領証明書
●お名前を記載した芳名録を重要文化財である杉本家住宅の土蔵で永年保存(希望制)
●杉本家住宅入館権 2名分(発行から1年間有効)
・詳細は2025年10月末までにご連絡します。
- 申込数
- 42
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
30,000円+システム利用料

<2>【杉本家住宅の歴史を味わう】絵はがきと和紅茶+杉本家住宅と歴史を共にした「旧襖紙」の記念カードコース
●杉本歌子絵はがき 3枚
杉本歌子:奈良屋記念杉本保存会学芸部長。杉本家の庭に咲く花、実り、抽象画を日本画で描いた絵はがき。
●和紅茶・ほうじ茶(ティーバッグ)
杉本歌子デザイン/杉本家座敷の襖引手をモチーフにしたオリジナル和紙パック入り
・和紅茶:3パック入り
・ほうじ茶:4パック入り
●【クラウドファンディング限定】杉本家住宅と歴史を共にした「旧襖紙」の記念カード 2枚
・「花兎」と「菱牡丹」柄のカードを各1枚お届けします。
●お礼のメール
●寄付金受領証明書
●お名前を記載した芳名録を重要文化財である杉本家住宅の土蔵で永年保存(希望制)
●杉本家住宅入館権 2名分(発行から1年間有効)
・詳細は2025年10月末までにご連絡します。
●杉本家保存会1年分の会員権(希望制)
・会員期限は1年間(2026年1月〜2026年12月)となります。次の1年間も継続されるかは別途ご希望を取るものとし、自動更新はいたしません。
・会員のつどい、公開行事、講演会などのご案内を予定しております。詳細については2025年12月ごろにご連絡いたします。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
10,000円+システム利用料

<1>【クラウドファンディング限定】杉本家住宅と歴史を共にした「旧襖紙」の記念カードコース
●【クラウドファンディング限定】杉本家住宅と歴史を共にした「旧襖紙」の記念カード 1枚
・「花兎」または「菱牡丹」柄のカードをランダムで1枚お届けします。
●お礼のメール
●寄付金受領証明書
●お名前を記載した芳名録を重要文化財である杉本家住宅の土蔵で永年保存(希望制)
●杉本家住宅入館権 2名分(発行から1年間有効)
・詳細は2025年10月末までにご連絡します。
- 申込数
- 42
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
30,000円+システム利用料

<2>【杉本家住宅の歴史を味わう】絵はがきと和紅茶+杉本家住宅と歴史を共にした「旧襖紙」の記念カードコース
●杉本歌子絵はがき 3枚
杉本歌子:奈良屋記念杉本保存会学芸部長。杉本家の庭に咲く花、実り、抽象画を日本画で描いた絵はがき。
●和紅茶・ほうじ茶(ティーバッグ)
杉本歌子デザイン/杉本家座敷の襖引手をモチーフにしたオリジナル和紙パック入り
・和紅茶:3パック入り
・ほうじ茶:4パック入り
●【クラウドファンディング限定】杉本家住宅と歴史を共にした「旧襖紙」の記念カード 2枚
・「花兎」と「菱牡丹」柄のカードを各1枚お届けします。
●お礼のメール
●寄付金受領証明書
●お名前を記載した芳名録を重要文化財である杉本家住宅の土蔵で永年保存(希望制)
●杉本家住宅入館権 2名分(発行から1年間有効)
・詳細は2025年10月末までにご連絡します。
●杉本家保存会1年分の会員権(希望制)
・会員期限は1年間(2026年1月〜2026年12月)となります。次の1年間も継続されるかは別途ご希望を取るものとし、自動更新はいたしません。
・会員のつどい、公開行事、講演会などのご案内を予定しております。詳細については2025年12月ごろにご連絡いたします。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月

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