「隅田川道中」メインビジュアル紹介（道中の道中 07）

 

 

「隅田川道中」本番まで、今日で50日をきりました！

当日、たくさんの方に隅田川を満喫していただけるよう、現在スタッフ一同鋭意準備を進めております！ということで今回は「隅田川道中」のメインビジュアルについてご紹介したいと思います！

 

 

 

 

隅田川を背景に、力強い「隅田川道中」の文字を配置した今回のメインビジュアル。

 

「10/29、30日のお祭りが無事成功しますように！」という願いを込めて、

今回のメインビジュアルの筆文字書体は、江戸時代から「縁起文字」として興行の円満成功を祈念する際に使われてきた「江戸文字・勘亭流」を採用。

 

そして今回の勘亭流の文字は、江戸文字 あさくさ勘亭流の横山鶯亭師に、本催事のためにオリジナルで筆を執っていただきました。太くいきいきとした文体が、隅田川のもつ懐の広さと大小の力強いうねりと重なり合い、とても素敵なビジュアルに仕上がりました！

 

現在でも歌舞伎の演目や相撲、寄席などの舞台で広く使われている勘亭流ですが、その太く、丸みを帯び、どっしりとした文体には沢山の「験」が担がれているそうで、

 

１. 墨黒々と余白をつくらないように、太く、いっぱいに書く（＝客席が空かないように大入り満員を願う）

２. 丸みをもたせ角を尖らせない（＝興行に関わるすべての無事円満を願う）

３. 撥ねは外にではなく内へ撥ねる（＝お客を招き入れて興行の大当たりを願う）

 

など、多くの意味が込められているそうです。さらに、書き入れ時に字が滲んでしまうと興行当日の天気が危ぶまれるのだとか...。今回のメインビジュアルの書き入れは滲みませんでした！( ´ω` )ﾎｯ

 

「隅田川道中」が大入りのお祭りになるよう、ぜひみなさんと一緒に盛り上げていければと思います！！引き続き応援どうぞよろしくお願いいたします！