感謝御礼！ファーストゴール達成！＆素材選びに悩むの巻

こんにちは、弁当家の野上優佳子です。
改めまして、ファーストゴールへ到達できましたご支援、心からお礼申し上げます！

右も左もわからぬまま、少しでも多くの方に思いを伝えられたらと始めたこのプロジェクトですが、毎日のように温かいメッセージと共にご支援をいただき、それが私たちの背中を押してくれています。そしてクラウドファンディングを初めて約1ヶ月の間に、100名を超える皆様からご支援いただくことができました。皆さんの期待をしっかりと受け止め、そしてご一緒に、小さくてもより良い方向に進む一歩を踏み出したいと思います。
 

プロジェクトの日数がまだ残されていますので、次のゴールを設定させていただき、引き続き少しでも多くの方に、今の私たちにも、次の世代にも優しい選択があることをお伝えしていきたいと思います。どうか、見守っていただけますよう、よろしくお願いいたします。
 

• コーヒーか、茶葉か、それとも籾殻か

今回、竹粉とコーヒーかすを主材料にしたお弁当箱をつくろうとしているわけですが、実はそれ以外の素材もお弁当箱にできる可能性があります。
戸田さんからの新着情報にもありましたが、竹粉に・コーヒーかす・茶葉・米の籾殻、という3つの候補が今回ありました。これがどれも本当に自然の風合いで魅力的。



 

• 日本と違う台湾のお弁当事情

台湾は、日本のように常温のお弁当を食べる習慣はなく、温かいお弁当を食べるのが通常。外食がとても多く、温かいおかずのごはんの上にかけて食べます。（下の写真は、数年前に特別授業で講演した長栄大学の学食。おかず数種類を選ぶと、ごはんの上にそれをのせてくれます。どれも温かく、もちろんごはんも温かいです。）



家から持参するお弁当も大抵はステンレスのお弁当箱を使っているそうです。（学校などでは温飯器で温めてから食べるそう）駅などでお土産用に販売されていたのもステンレスのお弁当箱。キティちゃんでした笑。



日本は、ごはんとおかずを別々に詰めることが多く、またパスタやサンドイッチなど幅広いメニューをお弁当箱に納めます。日本でお弁当箱として使ったときに、お弁当が美味しそうに見える素材、というだけでなく、フードストッカーという日用品としても愛されるものがつくれたらいいな、というのが私の理想です。

 

• 3パターンの素材を試してみよう

今回のお弁当箱を共同開発しているツゥーライ社では、すでに、同じ素材をつかった食器皿を商品化しています。どの素材がお弁当に合うのか、考えていても決められない、そんなときは同じものをそれぞれの器に盛り付けてみるのが手っ取り早い！そこで、3パターンを試してみることにしました。

 

①竹粉＋コーヒーかす（円型）

 

 

②竹粉＋籾殻（八角型）

 

③竹粉＋緑染色（植物由来着色、茶葉の参考まで）

うーむ、私には、コーヒー本来の色合いのものが一番おいしそうに見える…それに、これってカレーとかもステキじゃないだろうか…コーヒーでできた容器にお弁当としてサンドイッチを詰めてコーヒーを飲む、とか、クッキーの保存容器にしてそこからクッキーを取り出してコーヒーと一緒に食べる、とか…。と思いをめぐらせ、やっぱりコーヒーかすでつくりたい！と心を決めたわけでした。

 

ちなみに、この試作の写真を今日instagram(@yukakonogamis)にアップしてみたところ、写真を撮影した時の光が青みがかってしまったので、ちょっと藍色っぽくなってしまっていますが、「1枚目の写真のがいいね！」というコメントをいくつもいただきました（カレーが合いそう、というご感想までも）！

そのコメントで、やっぱりコーヒーかすの素材にしてよかった…としみじみ思っております…。