
支援総額
目標金額 6,000,000円
- 支援者
- 789人
- 募集終了日
- 2025年8月17日
【特集】高照神社の「廟所」と津軽信政公とのつながり
皆さま、こんにちは。
本日は、高照神社の敷地の奥に静かに佇む「廟所(びょうしょ)」と、祀られている津軽信政公との深いつながりについてご紹介いたします。
■ 廟所とは何か
高照神社の本殿から西へ向かうと、高い杉木立に囲まれた石畳の参道がまっすぐに伸びています。その約200メートル先には、津軽信政公が眠る廟所の区画があります。
信政公は、生前に津軽氏が流れをくむ藤原氏の氏神である春日4神の小社のあった高岡の地に廟所を建立することを遺言しました。
1710年10月18日に弘前城内で没した信政公は、11月4日に現在の廟所の場所に葬られました。
信政公の墓は、「弘前城主越中守藤原信政」の墓石(拝墓)と、「高照霊社」の霊社号を刻む墓(本墓)からなっています。本墓は八角形の台座石の上に、同じく八角形の石柱が乗り、半円形の石製の笠が乗っています。
歴代藩主は、信政公の埋葬地である廟所の整備を行い、廟所拝殿は埋葬後まもなくの正徳元年(1711)、現在の廟所門は文化12年(1815)とされています。
社殿群と廟所までが一直線上に並び、さらにその延長線上に霊峰・岩木山が重なるという配置は、極めて神聖かつ特異な構造であり、全国的にも極めて稀なものです。
■ 信政公の遺志が宿る場所
津軽信政公は、弘前藩政の基盤を整えた名君として知られています。
農地の開墾、治水工事、産業の振興、そして文化の育成に尽力し、弘前藩の全盛期を築きました。
信政公誕生時、産屋に硫黄の香りが満ち、岩木山から白雲がたなびいたとされています。
硫黄は火山の象徴であり、現在も良質の温泉が多数存在する岩木山の象徴です。
信政公は、津軽の鎮守の山・岩木山の申し子として誕生し、岩木山の庇護の下、領内の息災と繁栄に向けた、ひたむきな人生を歩むことになるのです。
その信政公が自身の死後も津軽の人々を見守り続ける場所として、岩木山麓の現在地を選んで葬られました。
つまり、「霊を鎮める廟所」と「祈りを捧げる神社」を合わせて整備したのが、現在の高照神社なのです。
この廟所は、まさに信政公の信仰と思想、そして後世へのまなざしが宿る場所なのです。
■ 静かに息づく祈りの風景
廟所までは、拝殿から歩いて1分ほど西側にある山中に位置しています。
木立に囲まれ、四季折々の自然に包まれたこの場所は、訪れる人々に厳かな雰囲気と安らぎを与えてくれます。
高照神社が通常の神社と異なったのは、津軽信政公を祭神としたところ。津軽地方で起きた事件や、藩主家に起きた事柄を、「御告御用」として書面で高照神社の信政公へ報告するという儀式は、20世紀まで続けられました。
死後300年を経過しても、信政公は、津軽の人々の精神的支柱だったことがわかります。
■ 修理対象のひとつでもある廟所周辺
今回の修繕事業では、修理の対象とはなっておりませんが、廟所へと続く「廟所門」が大雪により倒壊してしまったため、その再建を早急に行わなければなりません。
霊廟へと至るこの重要な道を守り、信政公の想いを未来へとつなぐためにも、早急な対応が求められています。
■ 皆さまとともに、未来へ
信政公が遺した精神と歴史が今も残るこの廟所を、これからの世代に引き継いでいくこと。
それは私たちの責務であり、地域の誇りを守ることにもつながります。
どうか皆さまにも、この静かなる祈りの場所の価値を知っていただき、
クラウドファンディングへのご理解・ご協力を賜れましたら幸いです。
高照神社運営検討委員会
リターン
3,000円+システム利用料

寄付コース|3,000円
⬜︎寄付コース|3,000円
※リターン品不要の方むけ
●御礼のメール(報告書PDF・お礼状・寄付金受領証明書)
●公式ホームページにお名前掲載(希望制/無料/工事終了までの掲載)
○プロジェクトの報告書
●:2025年10月頃にリターン予定 ○:2025年12月頃にリターン予定
※プロジェクトの報告書について・・・原則メールにてPDF送付とさせていただきます。
※本プロジェクトは寄付控除(税制優遇)の対象にはなりません。
- 申込数
- 75
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
5,000円+システム利用料

【高照神社CF限定グッズ】高照神社ポストカード(10枚セット)
⬜︎2026年12月末までにリターン予定
⬜︎高照神社限定ポストカード(10枚セット)
※画像はイメージです。リターンまでにご用意できる高照神社の美しい景色やその建築美を写真に収める予定です。
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○プロジェクトの報告書
●:2025年10月頃にリターン予定 ○:2025年12月頃にリターン予定
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- 申込数
- 17
- 在庫数
- 83
- 発送完了予定月
- 2026年12月
3,000円+システム利用料

寄付コース|3,000円
⬜︎寄付コース|3,000円
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○プロジェクトの報告書
●:2025年10月頃にリターン予定 ○:2025年12月頃にリターン予定
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- 申込数
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⬜︎2026年12月末までにリターン予定
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