【認定書】農薬管理指導士

長野県農薬管理指導士の認定書が届きました。

お客様には農薬の危険性など心配されている方も多いと思います。

安全な野菜を消費者の皆様へお届けするには、我々生産者も農薬の事を詳しく知っておかなければなりません。

 

農薬のルールを学び、正しい使い方、後処理、管理方法をきちんと守る。

これは農薬を使う全ての人の責務だと思います。

 

なぜこの資格を取ろうと思ったのか。

数年前、私の畑にトウモロコシが実り収穫をしようとした早朝のこと、隣のリンゴ農家さんが、大型の機械で農薬を散布しようとしていました。

「今日からトウモロコシの収穫なので、収穫が終わるまでの4～5日散布を待ってもらえませんか」とお願いしたところ。断られてしまいました。

多少ケンカになりそうでしたが、リンゴ農家さんの事情もあるので、収穫を断念せざるを得ませんでした。

隣近所から農薬が飛んできてしまう「ドリフト」といわれる現象です。

リンゴには使える農薬でも、トウモロコシには使えません。ましてや収穫当日となるとなおさらです。

悔しかったです。収穫できませんでしたから。

 

こうした経験から農薬のことをもっと勉強しようと考え、この資格をとりました。先ずは自分から変わらなければ何も変わらないですもんね。