「パルテノン多摩」クラウドファンディング支援のお願い

　多摩市若者会議1年目に多摩市活性化の大きな資源として提言させて頂き、コラボレーション等させて頂いてきたパルテノン多摩のクラウドファンディングプロジェクト「航空斜め写真を撮影して、街の姿を未来に残そう！」の支援のお願いです。

パルテノン多摩では、多摩市と多摩ニュータウンの姿を航空斜め写真で撮影し、現在の街の姿を未来に残すためのクラウドファンディングを実施中です。

目標金額250万円、残り約8日（1月31日終了予定）となった現在（1月2日現在）、約140名ほどの方から、目標の80％を超える220万円余りの支援をいただきました。しかし、まだ30万円ほどが不足しています。

今回のクラウドファンディングは目標金額が集まらなければ事業がおこなわれない方式です。私たちの住む街の現在の姿を未来に伝えるため、どうか皆さまのご支援をよろしくお願いいたします！

 

●プロジェクトページ
https://readyfor.jp/projects/parthenon-aerial-photo/comments

 

【なぜ航空斜め写真の撮影が必要か】

多摩ニュータウン開発の過程で東京都・UR都市機構は航空垂直写真、航空斜め写真、地上写真の撮影をおこなってきましたが、公的機関による多摩ニュータウン開発の終了により、これらの定時的な写真の撮影は終了しました。その後、これらの写真はパルテノン多摩に寄贈され、さらにパルテノン多摩が平成24年（2012）に撮影してからは、このような定時的な写真撮影はおこなわれていません。

現在は多摩ニュータウンの再生と変化の時期にさしかかっており、現在の記録を撮影しないと記録は後世に残りません。そのため、撮影を行う必要があります。

　しかし、航空機やヘリコプターを飛ばして行う撮影には多額の費用が掛かります（ドローン撮影も費用面・画角面で難しい）。また、私たちが住む街の航空斜め写真はみんなの共有財産でもあり、多くの人が撮影の過程にもかかわりながら撮影を進めていくことが、資料の理解や、今後の記憶の継承にも必要な事です。そのため、今回クラウドファンディングとで資金を集めることにしました。

 

【プロジェクトを意味あるものにするために】

　このプロジェクトは、クラウドファンディングにより資金を集めるだけではなく、多くのみなさまと縁をつなぎ、地域の理解を深めながら、未来へ向けての記憶の継承をはかっていくプロジェクトです。

プロジェクトページの新着情報では、当館が所蔵する過去の航空斜め写真を多数解説しています。また、支援者の方が寄せてくださったコメント欄には、街の姿を残していくことへの深い理解や、街への愛着を述べたコメントが多くつづられています。

もちろん、リターンも、航空斜め写真のフォトブックから、撮影場所指定権、公園の伐採木を用いて製炭した「たまニュー炭」、多摩市にゆかりある桜をあしらったお菓子（特産品）、絵本『やとのいえ』のオリジナルポストカードなど、バラエティに富んだ内容で、さらに税制優遇措置のあるプランもご用意しています。

地域の記録を未来に残し、地域への理解を深めるプロジェクトです。是非、一度プロジェクトページをお覗きいただき、実現に向けて、あと一押しのご支援をよろしくお願いいたします！

 

■添付写真について

京王プラザホテル多摩の営業が1月15日に終了しましたが、それにあたり、過去の航空斜め写真から営業開始直前の京王プラザホテル多摩のようすがわかるものをツイッターでご紹介したところ、488いいね、198リツイートをいただき、コメントを寄せていただくなど多くの反響がありました。航空斜め写真は地域の記憶を継承するための、共有財産になるものだという思いを強くしました。