メッセージ｜石原真理子さん（NPO法人モバイル・コミュニケーション・ファンド）

こんばんは！

ターサ・エデュケーションの木村です。

「居場所を失い孤立する24万人の子どもを救いたい」

本日は、NPO法人モバイル・コミュニケーション・ファンドの石原さんからメッセージをいただきました。

助成事業後も当団体の活動を気にかけてくださり温かい支援をいただいています。

ぜひ、ご覧ください。

 

 

NPO法人モバイル・コミュニケーション・ファンド（以下：MCF）の石原真理子です。

私が所属するMCFでは、毎年、ＮＴＴドコモから寄付をいただき様々な社会貢献活動を展開しており、私は、子どもの健全育成に取り組む市民団体の活動を支援する「ドコモ市民活動団体助成事業」を担当しています。

ターサ・エデュケーションさんとは、本支援事業の支援先パートナーとして3年間ご一緒させていただきました。

 

2016年9月に群馬県内では初めてとなるフリースクールを前橋市で開設し、不登校の子どもやその保護者のニーズを踏まえた取り組みを主体的に実施しており、その他にも課題を抱える子どもを対象とした様々なプログラムを展開されています。

支援をさせていただいた事業では、高校中退者等を対象とした「高卒認定試験講座」や不登校の子どもたちの社会的自立につなげるための「職業体験プログラム」を地域企業等と協働しながら展開していただきました。また、事業終了後も自ら事業評価を行い、プログラムの質を高めるために意欲的に取り組まれていました。

現在では、継続的な活動を進めるための事業基盤の強化を目的に、団体の財政面の安定性や担い手育成等、様々な課題に向き合いながらミッション達成にむけてチャレンジしていらっしゃいます。

 

文部科学省の調査結果によると、長引くコロナ禍の影響により、生活リズムの乱れや学校活動の制限など、環境の変化が大きく影響を及ぼした結果、昨年度の小中学生の不登校数は24万人となり、前年度から4万9000人近く、25％増えて過去最多を更新しました。

また、令和２年度不登校児童性の実態調査（文部科学省）の中で様々な課題が明らかとなりましたが、これらを解決するためには、これまでの活動をさらに進化した活動が期待されています。

 

これらの諸課題に対応するため、代表の市村さんをはじめ、メンバーの皆さんは、社会をより良くしようと熱い思いを持って子どもたちと向き合い続けています。

このような時だからこそ、子どもたちの明るい未来のために様々な課題解決に向けてチャレンジし、支援の質を高めるなど、活動を進化し続けていただくことを期待していますし、群馬県のフリースクール運営のトップランナーとしてご活躍されるよう応援しています。

 

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