龍野城下町の元茶室を復元し、気軽に利用できる施設に!
龍野城下町の元茶室を復元し、気軽に利用できる施設に!

支援総額

1,180,000

目標金額 1,100,000円

支援者
130人
募集終了日
2024年8月31日

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2024年08月02日 11:28

中途半端

本文を読んでくださった方の中には「どうして茶道を習ってもいないのに茶室を作ろうとしているの?」と疑問に思った方がおられると思います。

そこで私の考えについて少し説明させていただきます。

 

茶道の教室に数ヶ月通わせてもらった時に感じたことは「茶の湯の道は深遠。作法だけでなくお茶の世界や精神性など、この道を進めば進むほど教養も身につけ自分を高めることはできるけれども、その分茶道を知らない人との感覚は乖離していくだろうな」というものでした。

もちろん茶道を極めたいと願ってその道を進む人にとっては当然のことですが、その時の私には茶道を知らない人の感覚を無くしたくなかったという方が強かったのです。

 

私の実家は真言宗で、よく母が『般若心経』を読経しており、昔から耳馴染みがあるのですが、般若心経の冒頭に『観自在菩薩行深般若波羅密多時』という箇所があります。この『観自在菩薩』とは実は観世音菩薩(観音菩薩)のことです。では何故二つの言い方があるのでしょうか?

元々サンスクリット語では同じように書かれていたのですが、中国の僧である鳩摩羅什三蔵は『観世音』と訳し、玄奘三蔵は『観自在』と訳したからです。

どちらが正しいという訳ではありませんが、私はこの『観自在』という言葉にすごく惹かれました。

『物事を自在に観る』それは単に左右二極だけでなく、上下天地あらゆる方向から観るということ。

 

私も偏った見方をせずあらゆる方向から物事を見、考えることを心がけていきたいと思いました。

何をやっても途中で諦めて自分の人生は全て中途半端でしたが、ようやく中途半端であるが故のメリットもあると気づきました。中途半端な立ち位置にいるからこそ見えることもあるということ。

 

このプロジェクトは、何も知らずにこの土地に飛び込んで10年以上も商いを続けてこられたことへの恩返しでもあります。中途半端な立ち位置から、茶道に関心があるが踏み込めない人たちと長年茶道に携わってこられた先生方を繋ぎ、お互いの課題を解決する、またはその糸口を探り出す。

そしてこの龍野城下町の文化や情緒を維持しつつ後世に残すことにつながればと考えています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

リターン

3,000+システム利用料


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リターン不要・感謝のメール

感謝のメール及び活動報告をお送りします。

申込数
27
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

3,000+システム利用料


菓子と珈琲朔喫茶または茶室500円分利用券

菓子と珈琲朔喫茶または茶室500円分利用券

菓子と珈琲朔の利用券500円分をお送りします。有効期限は発行日から4ヶ月内

申込数
8
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

3,000+システム利用料


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感謝のメール及び活動報告をお送りします。

申込数
27
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

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菓子と珈琲朔喫茶または茶室500円分利用券

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菓子と珈琲朔の利用券500円分をお送りします。有効期限は発行日から4ヶ月内

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8
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制限なし
発送完了予定月
2024年12月
1 ~ 1/ 10

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