
支援総額
目標金額 700,000円
- 支援者
- 139人
- 募集終了日
- 2021年9月13日
シリアの子どもたちのアート
シリアの子どもの絵と聞けば、戦争の絵を想像される方も多いと思います。

この絵はシリア難民の子が描いた絵です。おそらく実際このような光景を見たり、あるいはTVのニュースで見たことなどを描いたものだと思います。とてもリアルに表現されています。改めて、子供たちがつらい思いをする戦争がない世界を作らなければいけないのに、国際社会は自分たちの国益のためにかえって紛争を助長してしまっている責任は大きいなあと思いました。
さて、今日は、いまから3年前に久しぶりにシリアに行き、子どもたちが描く素敵な絵に出会ったというお話です。
佐藤真紀
【6年ぶりのシリア】
2018年9月、6年ぶりにシリアに行くことになりました。数か月前までは、ダマスカスの東の郊外で激しい戦闘が行われていました。
レバノンから陸路でダマスカスに入りましたが、街の中心部は戦争のイメージは全くありませんでした。旧市街も夜になってもにぎやかで、カフェでお茶を飲んだり、ビールが飲めるバーも繁盛していました。
しかし、東グータを案内してもらうと激しい戦闘の跡が残り、廃墟となった建物が延々と続いていました。
時折、廃墟になった町に住めるかどうか様子を見に行く人たちに出会いました。
不発弾や仕掛け爆弾があるかもしれないし、建物がいつ崩れ落ちるかもしれないので軍が立ち入り禁止にしている場所がほとんどで、追い返される人々もいました。ここまで激しく破壊されてしまった町はそっくり作り替えるしかないでしょう。
【ダマスカスの子どもアートは?】
私が27年前にすんでいたカファルスーサに、県立(スポーツ)クラブができていました。当時は、自動車の修理のための作業所がたくさんあり奥に入れば畑もあって牛を飼っている隣人もいたくらいですが、すっかり変わってしまい外務省の建物や、モールができて近代化していました。スポーツクラブも立派なサッカーコートがあって、自転車の練習してたり本格的でした。文化面でも子供の才能を育成をめざすボクラ・エルナー・プロジェクトが行われていて、一生懸命絵を勉強していていました。
この教室では、有名な作品を見て模写したり、技法を教えているようでした。戦争を感じさせるものはなかったのです。
入り口には、兵士が子どもたちを守った絵が書かれていました。
勿論、戦争はまだ続いており、双方に多くの犠牲者が出ていますが、早く終わりにしたいという気持ちは皆が持っていました。
聞くところによると観光ツアーも始まっていてるとのことでしたが、どうしても我々は、安全なところしか行けないので実際は場所によってはまだまだ深刻な戦闘が続いているのでしょう。
【2019年のダマスカスは Team Bekoで!】
一年が経ち再びシリアを訪問しました。
いまから思えば、2018年は戦争が落ち着き、みな開放感のようなものを感じていた時期だったのかなと思います。一年が経ち、破壊された町を復興する余裕はなく、難民になったシリア人も、成功者とそうでない人に分かれてしまい、シリアに戻ってくる人もいます。(2015年から2021年までに90万人以上が帰還していますが、シリア難民は550万人をこえており、シリアへの経済制裁が厳しく帰還しても仕事がない、そしてコロナも重なり思うように進んでいません)
今回の訪問は、シリアの子どもたちを元気づけようと、一緒に赤ベコを作ろうという交流企画でした。(この時シリアに行くグループにつけた名前がTeam Bekoでした)赤ベコを張り子から作るのは結構難しいのですが、担当してくれた作家のアリ・スレイマンさんは子供達でも作れるようにといろいろ工夫してくれました。
【子どもたちの絵を紹介したい】
その後、コロナ禍で私達の渡航は難しくなりました。しかし、
アリさんも教えているセンターの子どもたちはとても素敵な絵を描いており、絵のデータを送ってもらったりして交流を続けています。前回紹介した国際派音楽ユニットChalChalのHPや、CDで使用させていただいています。YDYからお声掛けいただきストールを作ることになり以下の2点をデザインしました。オンラインショップでも今後販売していきますのでご期待ください。
*YDY(イディ=アラビア語で私の手)
モノづくりを通して中東とつながっていく。 シリア難民の女性たちと制作したアクセサリーのご紹介や中東のアーティストとの商品開発を行っています*https://www.facebook.com/ydyofficial16/
YDYの代表、安田有希様よりメッセージをいただきました。
昨年のクラウドファンディングも支援しましたが、TEAM BEKOはクラウドファンディング終了後の活動報告がとても丁寧で継続的で読みごたえがありました。 支援してよかったな。と心から思います。 「遠い国から、自分のことを思って行動している人がいる」病気と闘う二人にとって希望となるクラウドファンディングを今年も応援します。 (安田有希)

リターン
1,500円

【学生さんへ】1,500円コース
◼︎感謝の気持ちを込めた絵はがき1枚
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
3,000円

3,000円コース
◼︎感謝の気持ちを込めた絵はがきセット
- 申込数
- 42
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
1,500円

【学生さんへ】1,500円コース
◼︎感謝の気持ちを込めた絵はがき1枚
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
3,000円

3,000円コース
◼︎感謝の気持ちを込めた絵はがきセット
- 申込数
- 42
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月

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