番外編　Ene-1チャレンジ　KV-40　への参戦結果

ソーラーカーレースの翌日、KV-40のレースに参戦しました。

画像提供：若松様

 

この競技は単3充電池40本を搭載したエコランマシンで鈴鹿サーキット・フルコース１周をタイムアタック。３回走行し合計のタイムで順位を競います。

Team宮工はこのレースに2012年から連続出場し、過去には高校生クラス３位に２回入賞するなど、まずまずの成績を上げてきました。

今年はソーラーカーレースに全力集中したこともあり、無難に１台体制で1人のドライバーにすべてを託しました。

ドライバーは2年生。もちろん初出場。ソーラーカーレース同様、6月の試走会に参加できなかったことで、鈴鹿サーキットをこのマシンで走行するのは初めて。前日、ソーラーカーレースでサーキットを走行したことで、何とかなるかもしれない、と淡い期待を込めて参戦。

 

 

車検も無事合格し、いよいよ１ｓｔアタック。

できるだけコースがクリーンの状況で走りたいので早い時刻に順番待ちの列へ。逆にコースの途中で止まったりして皆に迷惑かからないか心配しながらスタート。

画像提供：大西様

 

順調に走行。

画像提供：若松様

 

思ったよりも早く戻ってきた。

 

６分４６秒・・・！　ぶっつけ本番の初走行でいきなり６分台。７位。驚きました。

１コーナーにボリューム全開で入り、そのまま２コーナーも全開で駆け抜けたそうです。今回のモーターとギヤの速度設定は、最高速８０㎞/ｈオーバー。

戻ってきた２年生は「コーナーでハンドル切りすぎてイン側のタイヤが軽く浮いた・・・」とか恐ろしいことを言っていました。

 

２本目は、コーナーはそこそこに攻めつつ、ボリューム調整を攻める。できるだけ電力を投入しタイムを縮めようと加速時に８～１０[A]まで引っ張る。けど１０[A]はさすがに攻めすぎ。バックストレート手前のスプーンコーナーで５[A]ブレーカーを落としたようで、それに気づいたのが直後のバックストレート、下り後の登りに入ってから・・・。失速しながらブレーカーを復旧。かなりタイムロス。それでも７分９秒。１１位。ナイスリカバリ。

 

この競技は、３本の走行をミスなくタイムをそろえることが重要。最後の３本目でスピンとかストップするとそこで終了。総合タイムをきっちり出すために、３本目は無理なく走行。７分１６秒で１０位。

 

 

ソーラーカーに全力集中するあまり、こちらKV-40にはそれほど多くのリソースを投入しない。その割にこのタイムは上出来と判断。トータル２１分１２秒・総合６位（８０台中）・KV-1Cクラス（高校生クラス）２位。

ソーラーカーレースに引き続き、このレースも表彰台に上がることができました。