ボードゲーム「サンゴクエスト」を体験しました！（続き）

こんにちは。今回は前回に引き続き、円通寺春日会館でのグループワークの様子を紹介します。

妊娠・出産・産後をシミュレーションするボードゲーム「サンゴクエスト」体験の2回目で、妊娠期の後半からプレイしてもらいました。今回は2人ペアと3人グループ（この場合はママ役が2名になります）に分かれて体験し、どちらも赤ちゃんを出産するところまで行きました！

どちらも安産でしたが、それでもゲーム内での「ママの体力」というステータスが大幅に減ってしまい、子どもたちは少し驚いていたようです。中学生のメンバーからは「親の苦労が少し分かった」というコメントもありました。

最近では、現在の子どもたちの親世代の方々が保健体育で習ってきたような身体や生殖の仕組みだけでなく、人間関係や性の多様性、ジェンダー平等、健康とウェルビーイングといった要素を含む「包括的性教育」という考え方が徐々に認知度を広げています。

まだ出産や育児のことを自分ごととして捉えにくい小中学生の人たち向けにも、そうした包括的性教育の一環としてゲームを活用できることを実感しました。当初は2回で終わることを考えていたものの、ゲームの体験自体も楽しいようで「まだ先があるので次回もやりたい」という声が複数挙がりました。こちらでの報告は今回で終了しますが、産後期の体験はあと少し続きそうです！