中銀カプセル解体!救出した7カプセルで動く建築とメタボリズム実現へ
中銀カプセル解体!救出した7カプセルで動く建築とメタボリズム実現へ

支援総額

4,610,000

目標金額 3,000,000円

支援者
188人
募集終了日
2022年11月25日

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2023年01月25日 21:22

1月:ブラインド(シャッター)、屋根面の点検口の話し

 

1月5日の作業のあと、15日(日)と22日(日)にカプセルの作業の続きをしていました。

 

現在、おこなっている作業は主に2つです。

 

(1)カプセルA606・他のカプセル・共用部のオリジナルパーツのナンバリング+記録写真

 

(2)カプセルA606の外壁パネルの取り外し

 

(1)のナンバリング+記録写真は、カプセルA606に関係するものはすでに終わり、現在、他のカプセルや共用部のオリジナルパーツに進んでいます。

 

たくさん救出した冷蔵庫をカウントしながら、横の外れたパネルを持っている様子です。裏に「合格」というハンコが押してありました。

 

22日のさいごには、2セットある「中銀」の文字を77番目(種類)までカウントしました。

 

 

「中銀」の文字は、A棟(正面から見て右側)の塔屋に縦書きで取り付けられていました。

 

「中」は1文字でひとかたまりですが、「銀」は3つのパーツに分かれています。

 

ほかにも、061番目には、3個の貴重なオリジナルのブラインドをカウントしました。

 

 

竣工当時は「シャッター」と呼ばれていたブラインドです。

 

ブラインドの素材そのものも残るものが1個、ブラインドの端のフレームとほんの少しの素材が残るものが2個、合計3個を私たちは救出しました。

 

ブラインドの素材は風化して硬くなっており、動かすと壊れてしまうため、全てを開くことはできません。真ん中は切れていました。竣工時は真ん中をつないだのではないかと思います。

 

 

年末にお話を伺いに行った、当時の設計担当者の方によると、「黒川さんもカメラが好きで、カメラの絞り羽根のシャッターをもとにして」、最初のブラインドの案を考えたそうです。最初の頃のカプセルのイラストなどに描かれているもう少し羽根のサイズが大きなもので、モデルルームなどではそれが採用されていました。ですが、140個のカプセルに採用するには、値段が高すぎて残念ながら採用できなかったそうです。

 

ブラインドの素材自体はすでにほとんど無くなってしまったものは、フレームを動かすことができます。

 

 

 

フレームには、2つの穴が開けてあって、それを中心の金物に取り付けてあるガイドのパイプを通して、動かしています。

 

丸窓に突っ張っているガイドもあり、ブラインドは動かせるようになっていました。カプセルA606では、中心部分とブラインドを復元して使用していました。

 

 

(2)の外壁パネルの取り外しでは、15日は窓側の上部、22日は側面の上部を外しました。

 

22日には、15枚目の外壁パネルを外し終わりました。

 

 

上部を外す際、屋根面の防水塗料もはがしながらおこなっています。

 

カプセルA606には、点検口が部屋とバスルウムの2箇所に付いていました。竣工当時のカプセルの図面にも「天井点検口」と記載があったため、貴重なオリジナルの点検口では!?と考えていたのですが、どうやら違うことが分かりました。

 

 

カプセルA606は7階のカプセルの向きが違うため、少しだけ上部がひらけているため、点検口から屋根面にあがることも可能でした。そのため、点検口が存在してもおかしくないと思っていたのです。

 

 

 

カプセルA606の点検口のふたを開けて、外している様子です。

 

ところが、今回、カプセルA606の点検口を留めているのが「プラスのドリルビス」で簡易的なとめ方であったことが分かりました。

 

 

また、年末に当時の設計担当者の方に「屋根面に点検口はありましたか?」と質問したところ、「ありません」とはっきり言われたこと、当時の写真や映像などを見ても点検口らしきものはないことから、屋根面の点検口はカプセルには存在しなかった可能性が高いことが分かりました。

 

少なくともカプセルA606の点検口は、明らかに後付けのものでした。

 

このように、外していってようやく分かることが多々あります。

リターン

3,000+システム利用料


alt

A606プロジェクト応援A(お気持ちのみ)

記念品などをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多くプロジェクトのために使用させていただく コースです。
ーーーーーーーーーー
●御礼のメール

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

5,000+システム利用料


カプセルA606+共用部のオンライン見学会ご招待(2022年3月末の解体直前の記録映像より)

カプセルA606+共用部のオンライン見学会ご招待(2022年3月末の解体直前の記録映像より)

●御礼のメール
●カプセルA606+共用部オンライン見学会(期間限定アーカイブ有)
・共用部は1階外部・ロビー・6階ブリッジ・階段室です。

代表いしまるあきこが、解体直前の2022年3月末に、みなさまをカプセルA606へご案内する動画を撮影しました 。

当時、現地開催を検討していましたが、裏の増築部の解体が始まっていたことによる粉じんやアスベストの影響を鑑み、実施を断念しました。そのため、映像で記録を残しました。

2022年3月末にはA606室内にベッド・スツールなどもフルレストア(復元)していたため、その解説もしています 。

今回の映像は前回のクラウドファンディングのリターンとして2021年8月に実施したオンライン見学会とかぶる内容もありますが、より細かな内容でお伝えし、雰囲気も変わる予定です。

撮影日:2022年3月31日
撮影・編集:和久井幸一
企画:いしまるあきこ

※2023年1月末までに開催予定、日程などの詳細を追ってご案内いたします。

申込数
22
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

3,000+システム利用料


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A606プロジェクト応援A(お気持ちのみ)

記念品などをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多くプロジェクトのために使用させていただく コースです。
ーーーーーーーーーー
●御礼のメール

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

5,000+システム利用料


カプセルA606+共用部のオンライン見学会ご招待(2022年3月末の解体直前の記録映像より)

カプセルA606+共用部のオンライン見学会ご招待(2022年3月末の解体直前の記録映像より)

●御礼のメール
●カプセルA606+共用部オンライン見学会(期間限定アーカイブ有)
・共用部は1階外部・ロビー・6階ブリッジ・階段室です。

代表いしまるあきこが、解体直前の2022年3月末に、みなさまをカプセルA606へご案内する動画を撮影しました 。

当時、現地開催を検討していましたが、裏の増築部の解体が始まっていたことによる粉じんやアスベストの影響を鑑み、実施を断念しました。そのため、映像で記録を残しました。

2022年3月末にはA606室内にベッド・スツールなどもフルレストア(復元)していたため、その解説もしています 。

今回の映像は前回のクラウドファンディングのリターンとして2021年8月に実施したオンライン見学会とかぶる内容もありますが、より細かな内容でお伝えし、雰囲気も変わる予定です。

撮影日:2022年3月31日
撮影・編集:和久井幸一
企画:いしまるあきこ

※2023年1月末までに開催予定、日程などの詳細を追ってご案内いたします。

申込数
22
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月
1 ~ 1/ 19


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