いつも応援ありがとうございます。

皆さま いつも応援ありがとうございます。

すみません。ご挨拶が遅くなってしまいました。

 

２月に突然猫の引き取り依頼の電話があり

当方では 猫の引き取りはあまりやっていませんと答えたのですが…話を聞いてしまいました。

本当かは分りませんが、どこに電話しても話すら聞いてもらえなかったと言っていました。

 

内容は元々東京在住だった電話をくれた方のお父さんが別荘を買い住んでいて犬や猫を飼われていたそうです。

 

６年ほど前に亡くなり、それから依頼主さんは 神奈川県に住みながら月２回キャットフードと水をあげに通っていたそうですが、リストラにあい 今後が難しくなってしまったと途方に暮れていたそうです。

 

６年間人との関わりのない猫達なので野良猫と一緒で触ることすらできない様でした。

 

私のできる事は避妊・去勢手術のための捕獲、送迎と、後の餌やりくらいで引き取りは難しいと伝えました。

 

依頼主さんも兄妹と相談してから連絡します。とその日の話は終えました。

後日正式な依頼がきたので細かい話し合いをし、捕獲保護に入りました。

 

                                                   　　　　　　　　　　

家の中と外を自由に出入りしているので作戦をたて、先ずは網での捕獲をし１２頭捕獲でき 先日手術も無事終えました。

 

                                                                              避妊去勢手術へ

 

　　　　　　　　　　避妊去勢手術が済んだ猫さん達

 

犬達のお世話、センターへ犬のお迎え、里親さんが決まった犬達のお届けや動物病院通い などをこなしながら 合間に何度も何度も現地まで通いました。

 

子猫もいましたので子猫は保護をし適齢期になってからの里親募集・譲渡になります。他にも数匹いるので これからも通い保護をしていきます。

 

これも不の遺産なのではないでしょうか？

家の中で亡くなってしまっていた猫も何頭かいました。

 

そもそも依頼主さんの父親がきちんと適正飼育をしていたら

この様な事もなく猫も人も不幸にならず済んだはずです。

 

今回のクラウドファンディングを成し遂げるためにも

依頼主さんの話を聞かず「当方では出来ません」と言えばいいだけの話だったのですが…

自分のできる範囲だけでも力になりたいとついつい協力してしまいました。

 

今回のプロジェクトのご協力のお願いも遅れ遅れになってしまっておりますが真剣に向き合い必死に活動しております。

 

大切な命、野犬保護のための大きなプロジェクトになります。

クラウドファンディング、７月２９日PM２３時までです。

 

どうか 応援・ご協力お願い致します。

 

２０２２年６月６日　　　　　栃木しっぽの会　　林　由季