膵がんを代表とする難治がんに対する治療法の開発を進めるために
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寄付総額

21,966,000

目標金額 20,000,000円

寄付者
535人
募集終了日
2022年4月22日

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2022年03月18日 09:54

VASH2を分子標的とする治療法はどのように効くのか(その2)

膵がんの原因は、増殖シグナルを担うRASの活性化(踏みっぱなしのアクセル)と増殖制御および増殖シグナルが異常になった時に細胞死を起こすp53の機能不全(壊れたブレーキ)であり、そのような異常が膵臓で起こるように遺伝子操作したマウス(KPCマウス)が膵がんを自然に発症する動物モデルとして研究に使われています。私の研究室ではVASH2遺伝子を欠損したマウスを作っており、これとKPCマウスとを交配したところ、VASH2遺伝子を欠損させてもKPCマウスは同じように膵がんを発症したことから、VASH2は膵がんの発症には直接関与していないことが分かりました。

一般にがん細胞は、本来の正常な細胞の形態をどれくらい維持しているかによって、病理学的に「高分化型」「低分化型」「未分化型」と分類され、分化度の低いがん細胞ほど悪性で、活発に増殖して転移する傾向があります。VASH2遺伝子を欠損させてもKPCマウスの膵がん細胞が「高分化型」になるという訳ではありませんでしたが、転移は、明らかにそして顕著に減少することが判明したのです。つまりVASH2は、がん細胞の分化度とは関わりなく転移に直結しており、VASH2を阻害すれば、がん細胞の分化度に関係なく、例え「未分化型」であっても転移を制御できると考えられるのです。

ギフト

3,000


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3000|寄付コース

・お礼状
・寄附金領収証明書
・ご芳名を東北大基金HPに掲載(ご希望の方のみ)


▽寄附金領収証明書
2022年7月末までに送付します。領収書の日付は東北大学に入金がある2022年6月の日付になります。

申込数
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10,000


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