レスキュー後の再訪問

 

レスキューをお願いされたお家を再訪問しました。

おうちの中の様子を見に行くと、また猫が増えており呆然としました。

 

詳しくお話を聞くと、家の前に猫を捨てていく人がいるらしく、無理もない部分もありました。

 

レスキュー前、このお家は地域の一部の方から「猫屋敷」と呼ばれていました。

敷地内に猫が沢山出入りするのが見えていたからです。

そんな様子を見たことのある人なのか、噂を聞いた人なのか、心ない人達がそこにたくさんの猫を捨てていくことが分かりました。

 

これではいつまでも終わらない。

 

負の連鎖を断ち切るためにも、家族の方は最終的に引っ越しを決意しました。

 

せめて今いるそこの敷地内に出入りする地域猫の避妊去勢を終わらせる、捨てられた子猫たちは譲渡が決まるまで一緒に育てて頑張ろう。と、そこのお部屋でまた新たな子猫の飼育が始まりました。

 

一緒にレスキューに入っていただいた隣の市の活動グループの方が2組、2頭を引き受けてくれることになりました。

同じ別府の活動グループの方が捨てられたばかりの子猫を2匹もらってくれました。子猫を飼育するには厳しい環境だったので、本当に助かりました。ありがたいことです。

その他の子猫4匹、成猫4匹は人慣れしており譲渡に向かえそうなので、お部屋に入れました。

それでもまだ外猫としている子たちが20匹はいました。

 

 

引っ越し先も無事に決まり、ご近所の方からも言われていた外にいた猫たち全てを一旦、朋猫ハウスの方に譲渡対象としてお預かりすることとなりました。

ここから人馴れ期間の我慢比べが始まりました。まずは人と生活できなければもらってもらえません。

 

みんなで一生懸命、その子たちに人間を信用してもらうように頑張り、ほぼほぼ触れることができるようになりました。

里親募集もうまくいくようになり一安心しました。

 

 

でもまた他の多頭崩壊のレスキュー要請が入りました。

朋猫ハウスもいっぱいになり次を助けたくても、このままではそうは行きません 。

 

それでまだ少し状態の良くなかった 4匹を新玉旅館の方で預かることになりました。

YouTubeのライブ配信でも皆さんご存知だと思いますが、

ニッパチ君、ロク君、 りんちゃん、すずちゃんです。アレルギーのせいかちょっと鼻は良くないですが みんな元気にしています。

みんなそれぞれに可愛いところがあります。現在、里親募集中です。

 

ここで保護した猫は30匹、周りの方のご協力があり26匹は里親さんに譲渡されました。

3ヶ月遅れでハウスには次のレスキューした猫たちが入りました。