"投資家"と"社会起業家"の新しい関係性を産む財団をつくる。
"投資家"と"社会起業家"の新しい関係性を産む財団をつくる。

支援総額

3,521,000

目標金額 3,000,000円

支援者
93人
募集終了日
2015年3月11日

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2015年03月05日 23:17

クラウドファンディングの引換券について (1)

設立者になって頂くこと/なって頂けたら、一緒にやりたいこと

 

それは、東北復興の支援をしている時から支えて頂いている医師の岩本さんと久しぶりに食事をしていた時に、はっきりとしたことでした。

 

こういう異分野で活動している人たちが、向こう岸で活躍している先駆者と出会うと何が起こるんだろう、と。実は医療というのは、NPOがそこまで活躍していない領域の一つだと思っていて、それは、単純に医師法や医師による医療行為という壁があるからなんです。もし、彼らのグループが、向こう側にいる誰かと同じ変化を目指して、活動し始めたりしたら、と考えさせられたのでした。

 

例えば、医療とアートが、医療とITもっと交錯すれば

 

医療とアート、医療とITがもし交錯すれば、と話をしていました。予防医療って、効果や効能を伝えるだけでは、患者の行動を変えられないんですって。だから、アート的な何かがあれば、それを突破できるんじゃないかって。

 

他にも、IT系のヘルスケア・アプリはドンドン出てきているけれど、医師による医療の前提になっている「エビデンス・ベース」(統計やデータ管理を通じた判断もしくは、その根拠となる事実を管理しておくこと)からちょっと離れたことにあって、医師としてはとっつきにくいんですよね。なんて。

 

じゃあ、そういうアプローチに興味を持っているエンジニアと、医師が出会ったら、そして、その先に、社会起業家たちが合流することがあれば。何か変わるんじゃないか、と。

 

設立者を一口5万円と設定させて頂きましたが、設立者になって頂いた方々とは、異分野のハブになっていただける方同士の場を一緒につくっていけると良いなと思っています。(3月7日のイベントはそういった、つながらなかったもの同士の創発のきっかけとなるような交錯をイメージして場をつくろうとしています。)

 

※ 財団設立上の登記手続きの中では、加藤が設立者を代表して、捺印をするというプロセスにさせて頂きます。これは、プロジェクトの成立と登記書類の取りまとめを並行させることが困難なためそうさせて頂きました。
※ 財団法上、設立者は何かの権限が付与されるわけではなく、財団法上は名誉のみが残る形になります。具体的には、最終意思決定者となる評議員および、運営者となる理事に対して、金銭を託し、その約束事にもとづいて、財に法人格を与える=財団の設立ということになります。

 

賛助会員になるとどうなるの?

 

少し前置きになるのですが、いろいろと考え抜いた上で、財団のミッションとして二つ設定しました。

 

一つ目は、伸びしろの大きい社会的企業に成長のため資金を提供することを提供すること。
そして、二つ目は、それを支援しようとする寄付者や篤志家に対して、良い学習機会を提供すること。

 

そんなことを考えながら、引換券の内容を考えていました。

 

賛助会員には、少し、世界の感覚を取り戻せるようなジャーナルを送らせていただきたいと思っています。著書、「辺境から世界を変える」で書いたような社会起業家のストーリーであったり、また、変化が変化として生まれていく過程そのものを書き出してみたいな、と。これは、僕の書き手としての挑戦でもあります。

 

僕の時間もしっかり取るつもりですし、ジャーナルとして送らせて頂く前に、何度か読みてと推敲を繰り返した上でお送りできればと思っています。

 

例えば、国際交流基金との事業で、日本とインドの交流事業のモデレートをさせて頂きましたが、こういう文章や写真が一番近いかもしれません

 

 

日印のソーシャル・アントレプレナーが試みる未来志向の交流プログラム

http://www.wochikochi.jp/foreign/2013/07/social-entrepreneurs-India.php

 

こういう交流から新しい動きが幾つか生まれ始めていて、こういった交錯から、何か新しい可能性を紡いでいくというのも仕事の一つだと思っています。

 

ところで、自分の仕事や身の回りの世界で必死に生きていると、向こう側の世界って案外わからなくなってしまうし、でも、訪れた転機に向き合う時は、向こう岸から眺めてみた方が自分の世界の可能性も見えてきたりして。

 

フォトレターでは、そんな情景を葉書でお伝えできればと思っていますし、ジャーナルではそういう過程をもう少し一緒に味わって頂くような機会を設けたいと思っています。

 

社会起業家との対話の場や、彼らの支援の現場の訪問の機会

 

そして、僕らは寄付や応援というのは、「他者を知る」機会であって欲しいなと思っています。自分自身もそうでしたが、社会的弱者と呼ばれる人たちが、自らの問題を言葉として語るというのは、とても長い道のりを歩む必要があります。

 

まず、自らが負ったハンディキャップを認め、受け入れること。それに必要な最低限の尊厳と自信。それを社会のものとして語る言葉。物乞うような意図で話始めたのではないかという誤解との戦い。そして、それは、物を書き、表現をするという能力を残された人たちにだけ許されるという限界。

 

僕は「社会的弱者」を理解することは、本当に難しいことだなと思っています。だから、彼らを知るために意図して、より努力を傾けてみたいなと思っています。背景や経緯を知ることもそうだし、訪れてみることも。その問題と関わって生きていくのだ決めた当事者たちに教えを乞うことも。

 

こういったことの一部はジャーナルやフォトレターでお伝えできるかもしれません。だけれど、やっぱり、生の重ね合わされた現実とはちょっと違ったものになってしまって。

 

希望に触れること≒たまに、自分の人生も変わること。

 

もちろん、我々はそこから生まれてくるポジティブな可能性にも知って頂きたいと思っています。

 

僕自身が一番時間を費やしたNPOは、岐阜県のG-netというNPO法人ですが、衰退する地域の伝統や産業から、新しく強靭なものが生まれるということを知ることができました。むしろ、「グローバル」な可能性を持った何かは、地域にこそあって、僕がキャリアを積み始めた頃に出会ったITベンチャーや大企業よりも、むしろ、彼らが世界で挑戦しようとしていたり。

 

岐阜は長良川で最年少の鵜飼船頭として活躍する平工君。川と生きる職業、生き方を模索し、会社を起こしたところ。

 

こういった地域の挑戦者たちって、日本だけでは食えないということはわかっていて、だから、「都会」に住む僕らが驚くほど開けた世界に向かって果敢に挑戦していたりして。それは、グローバル化の狭間にいる我々の参考になることも多いと思います。

 

そして、こういった可能性を知るということは、結果として、自身の人生を変えるということにつながるかもしれません。

 

たとえば、僕は、生来、アレルギー体質で、それが遺伝するのだということに生得的な恐れを抱いていましたが、震災復興でたまたま知り合った助産師の方に教えられ、むしろ産前の母親の健康管理で予防できたりする問題なんだ、と聞いた時に、何か救われたような気持ちになったことをよく覚えています。

 

長くなりましたが、クラウドファンディングもあと一週間弱。よろしくお願い申し上げます。

 

加藤

 

リターン

3,000


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財団設立時への参画の御礼として、
・フォトレター(財団設立時のみ発送)
・活動報告のメールマガジン(月刊)を送らせて頂きます。

申込数
27
在庫数
73

10,000


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・フォトレター(ハガキサイズ・月次で郵送)
・賛助会員向けのジャーナル(デジタル)を送らせて頂きます。
・招待制の総会にご招待致します。(賛助会員の資格は年度更新とさせて頂きます。)

申込数
23
在庫数
77

3,000


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財団設立時への参画の御礼として、
・フォトレター(財団設立時のみ発送)
・活動報告のメールマガジン(月刊)を送らせて頂きます。

申込数
27
在庫数
73

10,000


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・フォトレター(ハガキサイズ・月次で郵送)
・賛助会員向けのジャーナル(デジタル)を送らせて頂きます。
・招待制の総会にご招待致します。(賛助会員の資格は年度更新とさせて頂きます。)

申込数
23
在庫数
77
1 ~ 1/ 12


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