
支援総額
目標金額 730,000円
- 支援者
- 167人
- 募集終了日
- 2020年2月25日
私が、ニホンカワウソにこだわっているワケ
ご覧いただきありがとうございます。
以前から熊谷さとしの活動をご存知の方にも、初めての方にも、改めて、日本の野生動物(中でもニホンカワウソ)にこだわっているワケを知っていただければと思います。
私はもともと仕事で「自然科学の学習マンガ」を描いていたのですが、「恐竜」や「動物」といったジャンルが得意でした。自分がそのジャンルに詳しくなれば、編集者や監修者も「あの絵描きならば間違った絵は描かない」と信頼され、営業的にも有利だったのです。自分の好奇心も活かせるわけで。
それで自分でも資料をそろえ、また積極的に現場を取材するようになり、いつのまにか野生動物にハマっていました。
ムササビやタヌキといった身近な里山動物を片っ端から観察・調査していたのですが、カワウソの観察をしようと思った時、すでに絶滅寸前になっていたことを初めて知り、驚きました。
そこで当時、在野のカワウソ研究者(高知県で、79年の最後のニホンカワウソの写真を撮っている)、JALのパイロットである内田実氏の講演会を自分で企画して接触、韓国調査に同行することができました。
彼は「ニホンカワウソ研究会」という5~6人のグループを作っており、私もそのグループのメンバーとなって韓国・九州・四国の調査をするようになったのです。
今はそのグループは雲散霧消していますが、その生き残りである私と前田が(日本だけではなく韓国も含めたという意味で)「カワウソ研究会」を名乗っています。
カワウソは、人間社会との接点でとてもデリケートな動物(写真に撮れば高く売れる、珍しい動物だから論文を書けば出世できる)ですから、調べれば調べるほど生態だけではなく、絶滅への経緯や環境、行政や権威、自然保護団体の矛盾など、カワウソというレンズを通して社会が見えてきました。
地方行政においても、カワウソにいてほしいと願う人より、いなくなった方が都合がいいと考える側の方が金も政治力もある、ということもわかりました。
つまり、野生動物と関わる人間社会の「ウンザリ」を全て象徴する動物だったのです。
カワウソを守れなかった日本人、カワウソが逃げ出すような川の水を毎日飲んでいる日本人ってどうなんだろう?カワウソこそが保護・保全の原点であるのではないか、と思ったのです。
今回のプロジェクトが成功できるよう、一人でも多くの方からのご支援をいただければ幸いです。
リターン
3,000円
あなたも調査隊の一員に!調査報告コース
・御礼メール
・全5回の調査報告をメールにてご報告
- 申込数
- 32
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
5,000円

調査メンバーの証です!ステッカーコース
・御礼メール
・全5回の調査報告をメールにてご報告
・ツシマカワウソステッカー
- 申込数
- 48
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年5月
3,000円
あなたも調査隊の一員に!調査報告コース
・御礼メール
・全5回の調査報告をメールにてご報告
- 申込数
- 32
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
5,000円

調査メンバーの証です!ステッカーコース
・御礼メール
・全5回の調査報告をメールにてご報告
・ツシマカワウソステッカー
- 申込数
- 48
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年5月

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