再び共に生きるために…対馬のカワウソの生態調査を行いたい!
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支援総額

1,616,000

目標金額 730,000円

支援者
167人
募集終了日
2020年2月25日

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2020年01月12日 14:53

カワウソへの恩返し

 平成3年、九州は熊本の川辺川で、カワウソらしい足跡が見つかった。
写真に撮ったのは、毎日新聞の記者で「国が川を壊す理由」という本を著しているFさん。
 当時、川辺川はダム建設反対運動に揺れており、人吉の町は「ダム建設推進派」と「ダム建設反対派」に二分されていた。
 その足跡がカワウソだということになれば、ダム建設反対の切り札になるかも?という依頼を受けて人吉に行った。
 3日間の滞在では、何も痕跡を見つけることはできなかったけれど、私が人吉に乗り込んだのはその足跡がカワウソに間違いなかったからだ。
 当時は川辺川、球磨川、五島列島にもカワウソはいたと思う…だから対馬に生き残っていても何の不思議もない。

 その時に人吉のダム建設反対派の古老から聞いた話をする。
川で遊んでいる子供の足を、河童は水の中に引きずり込むという悪さをするけれど、カワウソは違う…カワウソは川でおぼれている子供を、鼻の先でツンツンと浅瀬まで押してくれた!というのだ。
 人吉の町には、カワウソによって子供の頃に命を助けてもらったお年寄りが何人もいる。
 だからこそ、命の恩人のカワウソを絶滅に追いやるダム建設が反対なのだと、そして「カワウソがおるということは、川辺川は日本一の川たい!」と、自慢そうに歯の抜けた口を開いて大笑いをしていた。
 動物園でカワウソを見ていても、遊具のブイを鼻づらでツンツンと岸に追いやる行動が見られる。
 カワウソにとって、溺れている子供も遊具のブイも好奇心の対象だったのだろう、でもこうしたカワウソの生態が、今、環境を守ることでカワウソのための恩返しになるのではないだろうか!?

 
 対馬に何度か足を運んで、しばらくぶりに川辺川と同じ風景に出会った…私が訪れたわずか二週間前に、川のゴミ清掃のボランティアの10人以上がカワウソを目撃したという、対馬の上島を流れる「佐護川」だ。

対馬の佐護川

 

リターン

3,000


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あなたも調査隊の一員に!調査報告コース

・御礼メール
・全5回の調査報告をメールにてご報告

申込数
32
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

5,000


調査メンバーの証です!ステッカーコース

調査メンバーの証です!ステッカーコース

・御礼メール
・全5回の調査報告をメールにてご報告
・ツシマカワウソステッカー

申込数
48
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月

3,000


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1 ~ 1/ 10

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