
支援総額
目標金額 15,000,000円
- 支援者
- 770人
- 募集終了日
- 2018年12月21日
#わたしにとっての赤い電車 #5~保線後ティータイムさん
メッセージリレー第五回目は、ことでん貸切乗車団幹事メンバーの保線後ティータイムさんです。
保線後ティータイムと申します。
さて、私の本プロジェクトに携わるまでを長々と語っていく前に、このプロジェクトについて皆様に伝えたいことを先に申しあげておきます。お前の身の上話なんぞ聞きたかねぇという方もどうかここだけ読んでいってください。

よく「久里浜工場に1000形2両残っているから別にことでんを赤くしなくてもいいじゃないか」というご意見を耳にします。確かに1351-1356は運用終了時の姿をそのままに留めており、1000形ファンとしても末永い保存を希望しているところです。ですがあの1000形は静態で保存されています。
一方ことでん1080形は今もなお現役で走り続けています。保存車輌を静かに眺めるのも良いですし産業遺産として形を後世に残しておくことは非常に重要だと思っております。ただやっぱり電車は走ってナンボ!1080形が現役の内にもう一度京浜急行カラーの姿を見たいとは思いませんか?
それに加え、ことでん1080形は1351~と異なり非冷房で登場し分散冷房で冷改されたタイプの1000形です。1351より更に5年早く見られなくなったスタイルです。1000形を詳しく知る方なら集中冷房車より分散冷房車の方がバリエーションも多く、1000形らしい1000形だということはお分かり頂けると思います。

また既に京急羽田空港駅開業20thの赤いラッピングの1080形が走っています。正直赤いと言うだけでオオッと思う所はあるのですが、やはり京浜急行1000形が終生纏った赤に「細い」白帯の姿とは程遠く、あくまで2100形のラッピングであり私達のもう一度見たい姿とは全く別物だと考えています。

「京急ファンによることでんの私物化だ」という向きもあるようですが、そうではないと言い切らせて頂きます。
確かに京浜急行ファン主体の団体が京浜急行時代の姿を再現したいという趣旨で貸切を行い本企画を立ち上げているのは確かですが、それをエゴと言うのは少々短絡的過ぎると思います。
事実、ことでんは公式に京急とのコラボとして記念乗車券の発売や京急時代の種別板を模したHMなどを掲出するイベントを開催されていますし、そもそもとしてことでん様のご理解ご協力が無ければこのプロジェクトを始めることすら出来ませんでした。

ことでんでは今まで譲渡車輛のリバイバルカラーは行われていません。30形引退の時にも話は出たものの結局立ち消えになっています。このまま行けばいずれやってくる1080形引退の時にもリバイバルカラーになる可能性は非常に低いと言って良いでしょう。
勿論可能性はゼロではありませんが、あるかどうかも分からない奇跡に賭けるより今実際にあるチャンスを掴む方が賢いやり方ではないでしょうか。1500万円さえ集まれば実現できるのです!そしてこのプロジェクトが成功して盛り上がることが出来れば、ことでんの増収に繋がり、更なることでんファン・鉄道ファンへのサービスへと繋がる好循環に資するものになると確信しています。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
もしまだ保線後の書くことに興味がございましたら、続きもご一読いただければ幸いです。
私、実は今まで一度も京浜急行沿線に住んだことはございません。一番なじみの深い電車はJRの113系電車でした(勿論113系も大好きです)。それなのに何故京浜急行に拘るのか…
幼少のころから電車にしか興味が無かった保線後少年、そんな私をよく京浜急行に乗せてくれたのが今は亡き祖母でした。大正生まれの祖母は通勤で当時の京浜電気鉄道を利用しており(戦時中疎開するまであの平沼駅を利用していたそうです)馴染み深かった京浜急行へ連れて行ってくれたようです。
JRでは経験したことのない加速感、子供でも前面展望を楽しめる大きな窓、軽快な電子警笛、横浜駅の頭上に並んだブラウン管モニターの発車案内、中間駅の「キンコンカンコン」と鳴りながらグルグル回る接近案内、「ビーーー」というけたたましいブザーと共に物凄い勢いで通過していく快速特急…どれもが強烈なインパクトで保線後少年を魅了するには十分すぎるものでした。
その頃から捻くれていた私、当時最新でフラッグシップだった2000形や1500形は嫌だと言って拒み、専ら1000・700・800形を選んで乗っていました。日野原イズムなんて言葉を知る由もない幼稚園児の頃からこれですから自分でも呆れかえりますが、恐らく生まれ持った鉄道車両観(?) なので死ぬまで変わらないのでしょうね。そんなことですから、当時まだ快特・特急・急行・普通とオールマイティに活躍し一番親しみやすかった1000形がお気に入りになるのは自明の理でした。

その後小学生になり買ってもらったGMの1000形エコノミーキット、組み立てている途中で冷房が2種類あるのに初めて気づきます。カッコいい!と思って選んだのは分散冷房の方、それが初期のタイプであり既に大分数を減らしていることを知ったのが中学生の頃。
それから所謂「白幕車」を追いかけ始めましたがOK-18で有名な三菱車は直ぐに消滅、東洋車も高校生の時に引退してしまい、思い出深い電車を十分満足に撮ることも出来ず悔しい思いをしたわけでした。
子供の頃から鉄道雑誌で動く電車博物館状態のコトデンに魅かれ、特に元京浜急行230形を見てみたいと思いつつも、実際に行くことが出来たのは社会人になってから。既にコトデンはことでんになり走る博物館状態では無かったものの、大好きな元京浜急行車が走り回る天国状態。そして憧れの元230形の30形は最後の2両が志度線で走っていました。
夢中になって高松詣でを続けるも、直ぐにやって来てしまった30形との別れ。最後は京浜急行カラーに戻すという話もあったものの結局は頓挫し、赤に白帯のさよならHMがせめてもの救いでした。

それでも琴平線に行けばあの頃追いかけた1000形の白幕車が当たり前のように走り回り、元700形や元600形と連結して走り回る姿は何度見ても飽きたらず、そして京浜急行での活躍を見届けた1000形黒幕車がやってきたこともあって都合を付けてはことでんに通いました。
そうしてことでんに通っているうちに、讃岐うどんの美味しさと、ことでん社員の皆様の優しさと、沿線で会う方々の親切と、そして地方にありがちなラッシュでも学生ばかりが乗っている…というのではなく数分おきに満員の通勤通学客を乗せた列車が行き交う活気あふれる光景にことでんそのものが好きになっていました。
たまたまTwitterを見ていた時のこと、ことでん1080形貸切参加者募集のツイートを見かけました。琴平線で貸切るとしたら普通はレトロか1070形ではないか、しかしこの人たちは敢えて1080形を貸し切ろうとしている。これは「分かっている」人たちではなかろうか、とピンと来るものがあり思い切って申し込んでみることにしました。そして貸切当日、撮影会で用意されていたのはフォントまで再現した京急時代の方向幕を取りつけた1080形の姿。あぁ私の勘は確かに当たっていたと確信したのでした。
それから発起人のツナおじさんを初め乗車団幹事の方々と親しくなり、気が付けば自分も幹事の一人となっていました。ひとつ前のメッセージリレーのMosth氏が書かれている通り、あれもやりたいこれもやりたい…ということを一つ一つ実現させてきました。そして今回究極のやりたいこととして還暦の赤プロジェクトに挑戦しています。実現した暁には貸切乗車団の総力を結集して1080形を京浜急行時代へとタイムスリップさせたいと思っております。
皆様どうかご支援を宜しくお願い致します。

文・写真 保線後ティータイム
リターン
3,000円

"初代1000形復活!還暦の赤PJ!"チームより感謝のお手紙
・「お披露目会」の開催報告を、お礼のお手紙に添えてお送りします。
- 申込数
- 97
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年3月
5,000円

"初代1000形復活!還暦の赤PJ!"特製ステッカー&「お披露目会」開催報告
・特製ステッカー2種1セット「A ver.」(ラッピングイメージver.) or 「B ver.」(クラウドファンディングロゴver.)
※画像はイメージです。
・"初代1000形復活!還暦の赤PJ!"チームより感謝のお手紙をお送りします!
(ラッピング後車両の「お披露目会」の開催報告を添えてあります)
- 申込数
- 148
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年3月
3,000円

"初代1000形復活!還暦の赤PJ!"チームより感謝のお手紙
・「お披露目会」の開催報告を、お礼のお手紙に添えてお送りします。
- 申込数
- 97
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年3月
5,000円

"初代1000形復活!還暦の赤PJ!"特製ステッカー&「お披露目会」開催報告
・特製ステッカー2種1セット「A ver.」(ラッピングイメージver.) or 「B ver.」(クラウドファンディングロゴver.)
※画像はイメージです。
・"初代1000形復活!還暦の赤PJ!"チームより感謝のお手紙をお送りします!
(ラッピング後車両の「お披露目会」の開催報告を添えてあります)
- 申込数
- 148
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年3月

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