貧困・格差と闘う思想家ヤニス・バルファキスの名作を翻訳出版したい!
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支援総額

1,706,000

目標金額 1,500,000円

支援者
172人
募集終了日
2021年2月22日

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2020年12月30日 18:21

バルファキスさんって、どんな人!? ⑦

バルファキスさんって、どんな人!? ⑦

 

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』が話題となった作家のブレイディみかこさんが、経済学者の松尾匡さん、社会学者の北田暁大さんとの鼎談本『そろそろ<左派>は経済を語ろう』(亜紀書房)の「はじめに 経済にデモクラシーを!」という文章の中で、冒頭に、バルファキスさんの次のような言葉を引用しています。

 

 「誰もがきちんと経済について語ることができるようにするということは、善き社会の必須条件であり、真のデモクラシーの前提条件だ」

 

 これは、とても重要な考えだと思います。

このことは、いままでも、ここで書いてきたことの繰り返しになりますが、民主主義というのは、たとえ、法的・政治的に確立されていたとしても、それを裏付ける経済的基盤がないとどうしようもありません。

 私の言葉にすると「建前だけの民主主主義」になってしまいます。

同じ文章の中で、ブレイディみかこさんも次のように書いています「――デモクラティック・エコノミーの概念は、経済活動に関する決定権を社会で広く分散し、人々が自らの人生に主導権を持って金銭的安定を確保できる経済を実現しようという考え方だ。」とあります。

 「人々が自らの人生に主導権を持って」というところに意味がありますね。

民主主義とは、人々が自らのことを自らの尊厳をもって決定し、社会に参加できないと本物にはなりません。その経済的基盤こそが、デモクラシーの基礎になります。

 ちょっと固い言葉で言い換えると「政治的権利と経済的権利の統一」ということになるでしょうか。

 ここをよくわかっているのが、経済学者にして政治家、市民運動家、そして思想家のバルファキスさんだと思うのです。

リターン

3,000


純粋応援コース

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那須里山舎と『世界牛魔人ーグローバルミノタウロス』翻訳出版プロジェクトを応援してくださる方に、㈱那須里山舎より心を込めて感謝のお手紙をお送りいたします。

申込数
42
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年6月

5,000


完成書籍先取りコース

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出版プロジェクトを応援しつつ『世界牛魔人ーグローバルミノタウロス』を本棚に置きたいという方へ。那須里山舎から本書を一冊、発売日前にお送りします。あわせて、感謝のお手紙も同封いたします。

申込数
110
在庫数
189
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2021年6月

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