貧困・格差と闘う思想家ヤニス・バルファキスの名作を翻訳出版したい!
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支援総額

1,706,000

目標金額 1,500,000円

支援者
172人
募集終了日
2021年2月22日

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2020年12月29日 16:46

バルファキスさんって、どんな人!? ⑥

バルファキスさんって、どんな人!? ⑥

 

いま、話題の書『人新生の「資本論」』の著者、気鋭の経済思想家 斎藤幸平さんとエコノミストの水野和夫さんの対談のなかに、バルファキスさんのことがでてきます。以下です。

 

https://toyokeizai.net/articles/-/313357?page=5

 

それは「ユニバーサルベーシック配当」というものです。以前にここで投稿したバルファキスさんの「ベーシックインカム論」の具体的説明となっています。

 

 斉藤さんは、あえて、既成のベーシックインカムと区別してバルファキスさんの論を

「ユニバーサルベーシック配当」として語っていますが、これは、私は正しい説明だと思います。というか、もともと、ベーシックインカムの思想史をたどると、福祉論的な税の再分配の発想よりも、「この社会に存在する生産物は、すべて、ひとりの個人がつくりだしたものではなくて、みんなの労働や知的遺産が集約して作られたものなので、その成果は、みんなで分け合おう」という「分配主義」の考えがベーシックインカムの考えの基礎にあります。なので、それは「ベーシックインカム」ではなくて「国民配当」とか「社会配当」とかよばれるものとなります。「みんなのものは、みんなのものへ!」ということですね。

 お金も、みんなのものへ、みんなのインフラにしようということです。

 

それを、この対談で斎藤さんが説明している「あらゆる企業の株式の一部を社会化し、配当を国民全員に分配するというものです。つまり市民、国民すべてを株主とみなすわけですね。」というやり方にするか、

あるいは、バルファキスさんが『父が娘に語る』で述べている、「企業は、事業資金を、はじめに銀行から銀行貸し出し(信用創造)という形で調達」するので、その銀行貸し出し(信用創造)の部分を、みんなのものへ転換して(社会化する)分配するかの方法はいろいろあるにしても、

「ユニバーサルベーシック配当」の考え方は、とても、優れた発想だと思います。

リターン

3,000


純粋応援コース

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那須里山舎と『世界牛魔人ーグローバルミノタウロス』翻訳出版プロジェクトを応援してくださる方に、㈱那須里山舎より心を込めて感謝のお手紙をお送りいたします。

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出版プロジェクトを応援しつつ『世界牛魔人ーグローバルミノタウロス』を本棚に置きたいという方へ。那須里山舎から本書を一冊、発売日前にお送りします。あわせて、感謝のお手紙も同封いたします。

申込数
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