謹賀新年　プロジェクト公開の目的

皆様

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

本年度もご支援・ご協力有難うございます。


クラウドファンディングを実施する事の最大の目的はプロジェクトを達成させ、実行させる事にあると思います。

しかし皆様から頂いた応援コメントや激励のコメントを拝見し、目的は達成や実行だけではないと感じました。



このready forの場合、特に社会的な課題をテーマにしたプロジェクトが多いのですが、私もそうでしたが、社会課題と言うと後進国での貧困や飢餓、そして労働問題、環境問題などを連想しがちで、我々が生きる身の回りの事と捉えるのが難しい場合があります。

日本では
子供の7人に1人
高齢者の5人に1人
未婚女性の3人に1人の方が貧困と言われています。

この数値、私自身も知ったのは最近の事です。

もはや貧困と言う課題は日本の中でも高い確率で発生している社会課題です。

環境に関しても遠い国の出来事、未来の話と捉えがちですが、私達はここ数年、気候変動による自然災害をいくつも経験致しました。

私達は今回、
「生き辛さを抱える人」と表現しておりますが、とても広義な意味合いです。

その生き辛さの根源は障害を抱えると言う事だけではなく、
外国籍がルーツの方や引きこもりなど様々です。

そして今の日本の社会環境ではいつ自分自身が生き辛さを抱えてしまう立場になってもおかしくない環境です。

精神的に弱いから心身のバランスを崩すと言うのは過去の考え方です。
逆に正義感、責任感もある心の強い人ほどバランスを崩す可能性が高い社会です。


私達が
今回プロジェクトを立ち上げた事で多くの方に社会的課題を身近に感じて下さり、関心を持って頂いけた事を応援コメントや激励のコメントから読み取る事ができました。


多くの課題が遠い国の話や未来の話ではなく、自分事として捉えて頂ける機会となる事がこのプロジェクトを公開した最大の目的かもしれません。

社会を変えるのは、一部の人の力ではなく、その社会に属するすべての方の力が必要です。


引き続き皆様のご支援、ご協力宜しくお願い致します。