首都圏での助成金公募を開始しました。

若者おうえん基金助成の大きな特徴として、伴走支援枠助成があります。

伴走支援枠助成では、困難を抱える若者一人ひとりの支援要望に応じて助成金を給付します。

これまでの5年間で、合計75名の若者に給付を行い、彼らが社会のなかでみずからの力を発揮して生きていくことを応援するための支援を行うことができました。

とくに要望が多いのが、生活再建などに必要な資金としての家賃や生活費をサポートする生活支援、進学のための学費などをサポートする進学支援です。

進学支援については、児童養護施設退所者向けの奨学金給付が充実してまいりましたが、虐待被害はあっても施設入所の経験がない若者や、退所後に数年経ってから進学を希望する若者など、公的制度ではカバーされない若者もまだまだ多いのが現状です。

そのような公的支援が届かない一人ひとりに支援を届けることを重視して取り組んでおります。

また、若者おうえん基金の伴走支援枠の特徴として、若者本人ではなく伴走者（支援団体や里親）が申請し、伴走しながら支援を行っていくというのがあります。

より困難を抱えている若者ほど、自ら申請するのはハードルが高いというケースも多く、そのような若者へも支援を届けることもできます。
それに加え、伴走者が助成金を管理し、若者と相談しながら資金を使用するため、より目的に沿った支援を実施することが可能です。

今後の新着情報では、事業が終了した各団体の助成内容の詳細もそれぞれご紹介させていただく予定です。

ぜひSNSのフォローもご検討いただければ幸いです。
 

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