老猫や障害猫をケアするために

支援総額

611,100

目標金額 500,000円

支援者
93人
募集終了日
2022年2月1日

    https://readyfor.jp/projects/watanabeke?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2021年12月27日 02:05

元保護猫「カケル」の記録 1


こんばんは!

また夜分遅くになってしまい申し訳ありません。

今日はプロフィール画像と、プロジェクトのメイン画像になっている元保護猫「カケル」について書きたいと思います。


カケルはとあるおばあさんの家で4匹で保護されていた子です。

私の周りに里子待ちの里親候補さんが何人もいたので、ボランティアさんを通してその子たちを全員預かる約束をしたんです。

ところが2017年7月5日に行ってみたらこの1匹が横たわってるのみで、子猫は見当たりませんでした。

おばあさんは認知症になっていました。

その2日前にボランティアさんがおばあさんの家に行った時は4匹いたそうですが、ちょこちょこ戻ってくる記憶と着信記録を元に掘り進めていくと私たちが行く前日に知らない人に猫が欲しいと言われ3匹もらわれて行ったそうです。

横たわってる子猫は今にも死にそうでにゃーにゃー言っていました。

3匹をもらって行ったのが誰なのかは手掛かりが途絶えてしまいわかりませんでしたが、おばあさんが野良猫に餌やりしている時に電話番号を教えて欲しいと言われ、教えたら非通知でかけてきてその後もらいに来たようなのです。

1つのキャリーに3匹入れて連れて帰ったそうです。

死にかけの子猫を何も言わず置いていくあたり、あまり良い予感はしません。

子猫は腹部が膨張し、呼吸が苦しそうで、全身が麻痺していました。咄嗟にFIPだと思いました。

おばあさんは子猫が病気だと理解出来ていませんでした。

デロンデロンになった子猫を片手で無造作に持ち上げました。
子猫は首がぐらぐらです。

この方はずっと猫に関わってきた方です。
認知症とは恐ろしいものです。

それを見た私はその子猫の最期の時間を幸せにしようと、母と相談してうちで看取ることにしました。

ばあちゃんを紹介してくれたボランティアさんが手伝っている保護猫シェルターでケージを借り、デロンデロンの子猫を入れて家まで送ってもらいました。

麻痺して動けないので、ばあちゃんの家では水も飲めないしご飯も食べてないと思い、ちゅーるをあげてみると、びっくりするほどがっつきました。

シリンジで水も飲ませ、前日から寝ていなかったので夜まで爆睡しました。

起きてから焼かつおと焼ささみをあげるとこれも完食。

しかもおばあさんの家にいた時より元気になっている。

FIPではなく脊髄損傷かもという希望が持てました。

名前はもう一度大地を駆ける、大空を翔ける、心と心に橋を架ける、3つの意味を込めてカケルにしました。


そして翌日7月6日、動物病院に連れて行きました。

診断は脊髄損傷でした。

首の7個目の骨が折れて神経を圧迫しているので全身に麻痺が出ているそうです。
首を動かすと激痛が走るとのことでした。

ただたまに手足が動くので、手術をすれば損傷していない神経は元に戻り、また動けるようになると言われました。

それ以外はいたって健康で、長生きするそうです。

手術には高度な技術が必要なので別の病院に紹介状を書くと言われました。

病院の候補は2軒ありました。

7月10日、検査するお金が集まるまでにゆっくり考えようと思っていたのですが、有難いことに活動開始から3日目にして検査費用が集まったので、近々有力候補の病院で詳しい検査をして、怪我の見解と手術のプランについて聞きました。

獣医とはいえ手術、人の手によるものですから、失敗する可能性もあります。
失敗する可能性を考えた上でもこの先生に任せたいと思える獣医さんにカケルを手術してもらおうと考えました。

片方の病院は検査や一連の処置も含めて60万円は見てほしいと言われました。

有難いことで、診断された時は20年後看取るまで寝たきりで一緒に暮らすつもりでしたが、お陰様で手術を受けられそうです。

7月10日に兄妹が保護されてからカケルにもちょっかいを出すようになり、カケルも遊びたいようでますます手足を動かすようになりました。

7月13日、咄嗟に動こうとすると硬直してピーンと伸びてしまいますが、リラックスしている時は腕と後ろ足が動きます。

手術する病院は、たまたまカケルのような怪我を専門にしている方が新しくいらしたそうで、大学病院に決定しました。

7月15日、前足の先端に力が入るようになり、カーペットに前足の爪を掛けて後ろ足でバタバタと蹴りながら進むようになりました。

座椅子の生地に爪が掛かりやすいらしく、暇になると座椅子に上って遊んでいました。

7月16日、ずいぶん動き回るようになり、ほとんどマットの上にいることがありません。

まだ手が上手く動かないのですが、おもちゃでも遊ぶようになりました。

紹介状をもらう時にかかりつけの病院で今の状態を診てもらい、その上で今後の治療の話もしてきます。

MRIを撮ってみないとなんとも言えないかもしれないので、そうなったら大学病院に検査に行ってきます。

気付いたら保護から10日が経過していました。

初めは何かある度に人の行動を見ては怯えて鳴いていましたが、誰かに助けを求める鳴き声を聞くことはなくなり、飽き性で寂しがり屋と個性が出始めました。

あと、駆虫薬が効いたようで死んだ回虫がごっそり出てきました。

とりあえず初期医療はこれでひと段落です。


今回の記事はここまでになります!

次回は大学病院の受診から始まります。

カケルのように障害を持った猫や老猫をケアするための資金を集めるクラウドファンディングに挑戦中です。

どうか1000円からご支援をいただけないでしょうか。

どうぞ宜しくお願い致します。

リターン

500


alt

感謝のメッセージと写真添付500円コース

感謝のメッセージと一眼レフで撮影した保護猫の写真をメールにてお送りいたします。

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

800


alt

感謝のメッセージと写真添付800円コース

感謝のメッセージと一眼レフで撮影した保護猫の写真をメールにてお送りいたします。

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

500


alt

感謝のメッセージと写真添付500円コース

感謝のメッセージと一眼レフで撮影した保護猫の写真をメールにてお送りいたします。

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

800


alt

感謝のメッセージと写真添付800円コース

感謝のメッセージと一眼レフで撮影した保護猫の写真をメールにてお送りいたします。

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月
1 ~ 1/ 34

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る