保護犬が増える理由

私達は保護活動自体はまだ始めていませんが、今回クラウドファンディングを開始するにあたり、様々な方とお話する機会がありました。

その際に1番驚いたのは、『 この辺で野良は見かけないから、今時保護犬なんていないよ 』、『 畑を荒らした犬が害獣として殺処分されているんでしょ 』など、正直耳を疑うような言葉でした。
実際環境省のデータでは、動物愛護センターにやってくる犬は所有者不明の子がほとんどです。というのは、迷子になっても探さない、山に捨てに行くなどです。その子達が避妊手術をしていないと、山で繁殖を繰り返してどんどん飼い主のいない犬が増えていってしまいます。その犬達は元々は人が飼養していたにもかかわらず、人の身勝手で行き場を失っているということを決して忘れてはいけません。

そこで、私達はまず動物の好き嫌いに関わらず、この目を背けたくなる社会問題をたくさんの人に知ってもらう事が大切だと考えました。その事実を知った人が、改善していけるように情報を拡散し、みんなで少しずつ動物に優しい社会へ変えていけるように活動していきたいです。