【好きに優劣はない】10代目　水野 真維

初めまして。学生団体WorldFut 4年の水野真維です。

このクラウドファンディング のページを開いてくださった方は、サッカーが好きな方が多いのでしょうか？？

私は、正直なお話をするとこの団体に入るまでサッカーを見たことがありませんでした。
小学校の頃は、野球が大好きで、放課後男の子に混じって学校の校庭に野球をしに行っていたくらいでした。

ただ、ボールとバット、グローブがないと野球はできません。
もちろんそれが魅力でもあるのですが、やっぱりそれらを揃えるにはある程度のお金が必要になると思います。
私も両親のおかげでやることができていました。

その点、サッカーは一つのボールがあれば行うことができるスポーツ。
１つのボールがあれば、１人ででも、２０人ででも遊ぶことができます。
どんな地域に住んでいても、ボールが一つあれば、楽しむことも本気になることもできます。

もちろんスポーツにはそれぞれに良さがあります。
ただ、その中でも今のカンボジアで一番身近に楽しめるスポーツはやっぱりサッカーである気がします。
わたしはカンボジアに行ってサッカーの力をひしひしと感じました。

全然違う国に住んでいて、言葉も食事も文化も全く違うのに、同じスポーツを同じように好きで熱中している。
なんだか世界中が繋がっているようで、不思議な感覚になりませんか？

ですが、同じものを好きでも、住んでいる地域によって環境は全く違います。
「サッカーが好き」という気持ちに優劣なんてありません。好きなものを好きという気持ちは、世界共通で一緒です。
ただ、環境によって味わえる気持ちは変わってくると思います。

私たちは当たり前のように整備された広いグラウンドでのびのびとサッカーができます。
そして、点を入れた喜びや負けた悔しさをまっすぐ感じ、成長していくでしょう。

凸凹の地面で、真ん中に木が立っていてゴールもない、そんな環境の中では、
同じスポーツをしていても同じ感情ではないと思います。
「もしここに木がなければ」
「もし地面が綺麗であれば」
「もしちゃんとゴールが定まっていれば」

私は、自分たちが子供の頃に感じてきた楽しさやしあわせ、環境があったからこその気持ちを
カンボジアのこのケウトム小学校の子たちにも感じてもらえたら。一緒に共有できたら。

そんな気持ちでこのプロジェクトを行っています。

好きなことを、今以上に思いっきりできる楽しさを、ぜひカンボジアの子どもたちに知ってもらいたいです。

ご支援ご協力のほど、よろしくお願い致します！
最後まで読んでいただきありがとうございました。