【NPO Cornerstone Of Hope】彼らが支援する子どもたち

 

こんにちは！

本日は本プロジェクトへの参加が決まっているNPO法人礎の石孤児院ザンビア（Cornerstone Of Hope）をご紹介します！

彼らがどんな想いを持って、どんな子どもたちを支援しているのか、そしてその子どもたちにはどんなバックグラウンドがあるのかについてお話したいと思います！

 

Cornerstone Of Hopeは、首都ルサカでHIV孤児のための学校を運営しています。

 

 

Cornerstone Of Hopeが支援しているHIV孤児は、

両親をHIVで失った子どもたちや本人がHIV陽性である子どもたちです。

 

彼らは学校に通うことはできず、幼い頃から働いているため、教育を受けることができません。

 

その中には、食べ物を求め、路上に出て生活する子どももいます。

 

しかし、路上では十分な食べ物が得られないため、空腹状態から解放されることはありません。そこで、空腹のつらさを紛らわすためにドラッグを使用する子どもが多くいます。実はルサカではキャンディ2個分ほどの安い値段でペットボトルのふた1杯分のドラッグが買えます。つまり、食べ物を買うお金がない時や精神的につらい時、容易にドラッグに頼ってしまうのです。

ただ、一度ドラッグに依存してしまうと、そこから抜け出すことは難しく、たとえ更生のための支援をしたとしても、再び路上に出てドラッグを使用してしまうことがよくあります。

 

路上での生活の怖さはドラッグだけではありません。

 

エイズ発症リスクが高くなることもその一つです。

HIVウイルスを持っている人が空腹状態にあると、エイズを発症しやすくなることがわかっています。

そのため、HIV陽性の子どもが路上に出て空腹状態にあると高い確率でエイズを発症してしまいます。

これがHIV孤児にとって最も深刻な問題の一つといえます。

こうした背景があり、ザンビアでは平均寿命が32歳と、10年で11歳短くなりました。

 

そこで、HIV孤児である彼らが路上で生活するようになる一歩手前の「予防」の段階で救済することが重要になってきます。

現在Cornerstone Of Hopeは、オフィスや倉庫を学校として用いることで、約40人の子どもたちを受け入れ、学力別の教育と1日2回の給食を提供しています。

 

孤児であった彼らは学校で給食を食べ、勉強をするようになり笑顔を取り戻すことができています！

 

ある子は、心臓病の母のために路上で物を拾って暮らしていましたが、現在は笑顔で学校に通っています。

 

また、ある子は両親をHIVで失い、本人もHIVや他の持病があり、食べ物がないことで衰弱していました。しかし、学校で朝、昼に食事をしっかり摂ることができるようになり、徐々に体力がついて健康を取り戻しつつあります。

 

「傍観者ではなく、問題解決を目指して新しい創造主たれ」をモットーにCornerstone Of Hopeは、ただ見ているのではなく、問題解決のために社会の中で新しい解決策を生み出すことを目指して活動しています！

 

支援よろしくお願いします！！

 

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