放牧地の準備①

　5月もそろそろ終わりが見えてきました。山麓の木滑でも20℃を超える日々が続いています。そんな日差しが強くなる中、お母さんひつじの放牧地を整備しています。

　まずは放牧地の草刈りです。広いので1週間以上かかってます･･･。伸びきった草にはあまり栄養がないので、苗を生やすために刈ります。本来なら、春の伸びてくる頃にひつじを放すのですが、初年度は6月から放牧なので一手間かかっています。

　次に恒久柵の支柱設置です。単管パイプを等間隔に地面へ打ち込んでいきます。これがかなりの重労働･･･。重機が入らないのでひたすら手作業です。場所によっては石、砂利の層なので全く入っていきません。場所を変え、方法を変え何とか打ち込んでいます。

　ゲートを作ったり、要らない朽ち木を切ったりとやることいっぱいです。今週土曜には石川県立大学の学生さんが手伝いに来てくれます。コロナの影響で大学も閉鎖されていましたから、やっと解禁といったところでしょうか。フェンスがとても重いので学生さん達の有り余ったパワーに期待です。