放牧地の準備③　と、仔ひつじについてのご報告

　6月も上旬が終わり、日差しがますます強くなってきました。タオルと水筒が手放せないですね。今日、北陸や東北南部など多くの地域が梅雨入りしました。石川県でも午前10時頃から突然の大雨。作業も中止です。

　明日はひつじ4頭が県立大学からやってきて、いよいよ放牧開始の予定でしたが、大雨のため来週15日(月)に延期になりました。

 

 

　放牧地だけでなく、返礼品の準備も進めています。招待状やポストカードも作っていますので、もう暫くお待ちください。

 

 

　最後にひとつ、残念なお知らせがあります。

 

　今年の仔ひつじは、6頭のお母さんひつじから9頭が生まれ、うち3頭は人口哺乳で育てていました。そのうち1頭が6月2日頃から発熱等で体調を崩し、ミルクがうまく飲めなくなったまま、6月4日のお昼に亡くなってしまいました。獣医さんに診てもらったところ、誤嚥性の肺炎ではないかとのことでした。病理解剖はまだですが、人口哺乳でミルクを飲む際に、勢いあまって誤嚥した可能性があるとの事です。

 

　知らせを受けた時は本当にショックで、改めて生き物を育てる大変さを感じました。県大の先生方や、畜産・酪農関係者から家畜が亡くなってしまった話を聞きますが、中には思いもよらぬ病気や怪我で亡くなるケースもありました。消費者が知らないだけで、現場では当たり前にそういった事と向き合っているんだと考えさせられました。山立会もこれからそれと向き合っていきます。そして県大を始めとする、多くの関係者の方と協力して、防げる事故は防ぐよう努めていきます。

 

　この場をお借りして、ひつじのお世話をして頂いている県立大関係者の方々に改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございます。