🍃生き物観察会ご報告 ～鳥＆水路の生き物編～

～5月18日 生きもの観察会を開催しました～

5月18日、やまね・いきもの研究所の周辺で「生きもの観察会」を開催しました。
観察会には、大人から子供まで、ご家族、個人の方、山梨県外の方といろいろな方にご参加いただき、楽しい会になりました。

■ タニシ7万～8万匹！田んぼのすごさにびっくり

田んぼでの観察では、「この田んぼにタニシがどのくらいいるのか？」を調べました。
すると、1つの田んぼになんと！7万～8万匹のタニシがいることがわかりました！
タニシは田んぼの環境を良くしてくれる、とても大切な生き物です。

田んぼや水路には、他にもたくさんの生きものが暮らしており、
その環境で育ったお米が、私たちの食べ物になります。
農家さん、そしてこの環境を支えるたくさんの生き物たちに感謝ですね。

■ 里山の空を舞うハチクマ、ぷかぷかカイツブリ

鳥の観察では、やまなし野鳥の会（日本野鳥の会甲府支部）の小林さんをガイドに、約1時間20分かけて里山を歩きました。

ため池にいる水鳥のカイツブリをじっくり観察できました。
カイツブリは結構水に潜ってしまうのですが、
この日は水面にぷか～っと浮かんでいてくれたので、
小林さんが用意してくださったフィールドスコープでじっくり観察をすることができました。

そして、猛禽類ではハチクマが大空を飛んでいるのを見ることができました。
しかもこの日は結婚相手を探すためのディスプレイをしているのを見ることができました！

まさに自然が見せてくれた“特別な瞬間”でした。

観察会での学びや発見を、ご参加のみなさんと共有できたことをとても嬉しく思います。

この日の様子は、毎日新聞（山梨版 2025年5月22日朝刊）にも掲載されました。

▼掲載記事はこちら（※全文閲覧には会員登録が必要です）
「タニシから学ぶ生態系　北杜の里山で観察会」
https://mainichi.jp/articles/20250522/ddl/k19/040/076000c