花々の撮影写真紹介

日本の「蘭」を撮って感じたのは、その端麗さと大和色。

白一色の「夢千鳥」これ程小さな花に遭った事、初めてでした。

青柳陽一写真学校では花々を撮る講習会なども開催予定しております。

 

紅「富貴蘭」の大木に寄生着生していた日本蘭を自家栽培家が集め黒メッシュ天井で太陽光線を調整しながら育て、又自然に返す。それをお借りして撮った。

背景紙や布を使用せず、ストロボ光線で自由自在に背景色を演出可能とした最初の作品。

 

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「藤娘」と言う日本蘭で、自家栽培種。淡紫色がデジタルでの表現が難しいと今回初めて感じたが逆光線で捉えて見た。

この色こそ大和色と言われ「露草色」とも言われた平安時代の色彩。友禅染の下絵を描くのに使われた色として有名で次第に消える。

 

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「日本朱鷺草」新潟の鳥、朱鷺（トキ）色の蘭、この花は相当派手な紅紫色でデジタルでもやはり色再現は厳しかった。

然し、ストロボ光線の色温度を太陽光線に近づけ写し撮った。

 

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「夢千鳥」可憐華奢精緻と余りに小さな日本の蘭。小指の爪程の大きさ。レンズ前玉と「花」の距離30mmも無い程に超接写撮影となり、

水滴は米粒の1/3程だから虫眼鏡の世界を映し撮った作品です。ストロボ光線でこの小さな花を拡散反射光線で絞り込み浮き上がらせた。

 

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撮影データ

PENTAX KI MⅡ + soft 85mm F2.2 DNG撮影（紅「富貴蘭」）

PENTAX KI MⅡ + FDA macro 105mm F2.8 DNG撮影（他の日本蘭）