吉野・熊野地域『よしくま』の魅力を世界中の人に伝えたい!
吉野・熊野地域『よしくま』の魅力を世界中の人に伝えたい!

支援総額

965,000

目標金額 900,000円

支援者
33人
募集終了日
2015年10月15日

    https://readyfor.jp/projects/yoshikuma?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2015年10月14日 08:20

HPを皆で活用できる輪としたい

将来に繋げたいと考えること①

猪笹王の護符の版木が見つかった時の話し合いで、「残念だ」と声が上がったのが語り部の少なくなったことです。

民俗伝承の数々は、このよしくまの地域にも数々あり、民話や伝説に限らず、「昔の交通はこうだった」や、「昔の食事・服・習慣はこうだった」と知っている人・語れる人がいなくなっています。

その語りを残す手立てとしてHPが少しでも力になれたらと思い、民俗学でいう“フィールドワーク”の発表の場としてHPを活用できないかと考えています。

道々を歩き、旅する中での“出会い”をフォームから投稿してもらい、私たちのほうで体裁を整え、HPに公開したいと思っています。
そのときには、
・投稿者のネーム
・聞いた話
・聞いた場所・日にち
・語り部のご年齢・性別
・参考になる写真
などまとめておくなどできたらと思います。

 


将来に繋げたいと考えること②

熊楠が発した“生態系”について、何かできないかと考えました。
山岳地の森と、中間の里山と、海辺と、それぞれの持つ生態系は大きく異なっています。

・スタートとして、それぞれの生態系を知ること。
・二つ目に、実際に出かけてみること。
…ここで、オリエンテーリングのような図鑑ページを作り、実際に出かけた先で見付けてもらう、実体験学習のモデルとなるものを作れたらと思います。
・三つ目に、その動植物の写真とり、見付けた場所でインスタグラムや、フォームで送り、誰もが見れること。
 …現状をすぐに確認し合え、今ある自然を共有します。

今の状況で可能なことを考えるとこのような案が出ていますが、今後、考えていることは、エコツーリズムや、オリエンテーリングやフォトロゲイニングなどゲーム形式に楽しめる自然ツーリングや、有志を募ってジキタリスなどの外来種の刈り取りボランティアの募集などです。そんな掲示板の役割、また、実際に主体となって実施したいことが、このようなことでもあります。

 

もう一点、今、春日奥山で問題になっているナラ枯れが田辺市でも問題になっていますが、『紀伊民報』に今年の8月21日に掲載された記事でも大きな問題が報道されています。

 

「ナラ枯れ被害広がる 紀南地方」
  和歌山県紀南地方で今夏、甲虫のカシノナガキクイムシによってブナ科の樹木が枯れる「ナラ枯れ」被害が目立っている。旧田辺市内では、世界遺産の追加登録を目指し、国の史跡指定に答申されている闘鶏神社(田辺市東陽)など、貴重な文化財である神社の森にも被害は広がっており、関係者は頭を悩ませている。
 カシノナガキクイムシは体長5ミリほど。ブナ科の樹木の幹に侵入し、ナラ菌を持ち込むことで、木の通水機能を阻害して枯れさせる。新成虫は6~11月に飛び出して、新たな木を加害する。
 闘鶏神社では、7月24、25日の「田辺祭」が終わってから被害に気付いたという。同神社は、文化審議会が6月、文部科学相に対し、国史跡とともに「南方曼陀羅の風景地」として国名勝の指定も答申をした。神社の森は、博物学者、南方熊楠が研究の場とし、神社合祀(ごうし)令にも強く反対した。
 市教育委員会文化振興課によると、今月4、5日、県林務課や林業試験場職員とも調べたところ、コジイ(ツブラジイ)が4本ほど枯れているのを確認した。ほかにも、枯れるまで至っていないが、カシノナガキクイムシが侵入したとみられるウバメガシなどのカシ類を何本か確認しているという。
 文化振興課は「枯れた木は虫が次に移動するまでに伐倒することになるだろう。侵入している木はこれ以上枯れないようにするとともに、中に入っている虫を外に出さないようにする対策が必要。県とも協議し、有効な対策を取りたい」という。長沢好晃宮司(50)は「周りにも影響が出るので、文化財担当者とも相談しながら最良の措置を講じていきたい」と話す。
 同課によると、市内では、闘鶏神社と同じ、国名勝として答申されている「南方曼陀羅の風景地」に入っている須佐神社(中万呂)、伊作田稲荷神社(稲成町)でも被害があるという。
 秋津町や上秋津、万呂地域などでも被害木が目立つ。秋津町の住民は、7月の台風11号の後、自宅周辺のコジイやアラカシの枯れが目立ってきたといい「青い葉が大量に落ち始めておかしいと思ったら、見る見るうちに枯れた」という。
 秋津町の豊秋津神社では、シイ類の木など何本かが枯れており、土井勝久宮司(70)は「放っておくわけにはいかない。切るのはつらいが、枯れた木は切らなければいけないと思っている」と話す。
 JA紀南によると、三栖地域の農家からは、山で枯れている木が多いが、梅などに広がることはないのかという心配の声が出たという。県林業試験場(上富田町)によると、カシノナガキクイムシはブナ科樹木でしか繁殖しないため、基本的にはミカンや梅、スモモがカシノナガキクシムシの被害に遭うことはないという。
 県は、ナラ枯れ被害防止策として、被害木の伐倒やおとり丸太による駆除などに取り組んでいるが、被害地域は拡大している。備長炭の原木であるウバメガシの被害も深刻化している。

 

 

春日山原始林のナラ枯れは本当に悲しいもので、何百年と生きてきた木が枯れ、ほかの木に移らないようビニールを巻かれた大木の幹が真っ黒に煤けています。小さく切り倒された樹木も数多く、それにもビニールが巻かれ、山中に置かれている状態です。
感染しているのはドングリを実らせるシイやカシの木。もっともっと長く生きられた木にことごとくビニールが巻かれている状況を、知る手立て、何かする手立てになれないかと思っています。

 

下、写真は春日山原始林

 

 

 

リターン

3,000


alt

・サンクスレター
・HPにお名前記載
・よしくま?ステッカー2枚の引換券

申込数
5
在庫数
制限なし

10,000


・サンクスレター
・HPにお名前記載
・山岳写真家小島誠孝氏のポストカード
・よしくま?ステッカー2枚
・半世紀ぶりの復刻!限定「猪笹王の護符」2枚

申込数
32
在庫数
制限なし

3,000


alt

・サンクスレター
・HPにお名前記載
・よしくま?ステッカー2枚の引換券

申込数
5
在庫数
制限なし

10,000


・サンクスレター
・HPにお名前記載
・山岳写真家小島誠孝氏のポストカード
・よしくま?ステッカー2枚
・半世紀ぶりの復刻!限定「猪笹王の護符」2枚

申込数
32
在庫数
制限なし
1 ~ 1/ 4

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る