幸せの輪を繋げよう 〜ここちゃんのお話〜

今日は、心から尊敬している中学生のことを書きたいと思います。

 

 

 

 

◤ 音楽で 私もみんなも笑顔に ◢

 

私は、5歳からピアノを習っています。
習い始めて間もなく、先天性の病気が見つかり、大きな手術を受けることになりました。

そのとき、療養を頑張れるようにと、以前から母と応援していたシンガーソングライターが、メッセージと歌を吹き込んだCDをプレゼントしてくれ、とても励まされました。

中学1年のクリスマスの時期に、母が勤めるデイサービスセンターから、「ピアノのボランティア演奏をしないか」と声をかけられました。

初めてのことで不安でしたが、笑顔で手拍子をしてくれる人や、感動して涙を流してくれる人、

「また演奏しに来てね」と声をかけてくれる人がいました。

私の演奏で大勢の人に喜んでもらうことができ、本当にうれしい体験でした。

私が5歳のときにしてもらったことを思い出し、今度は私が誰かを励ます番だと思いました。

これからも、音楽で皆さんに笑顔になってもらえるよう、このボランティア演奏を続けていきます。

 

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「この文章のシンガーソングライターはyosuさんの事です！この時の体験が、今のここちゃんにつながっていると思います♪ありがとうございます♪」

 

お母様からご連絡をいただいて、思わず涙が出た。

 

そんなお話です。

 

※写真等掲載許可済み

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ここちゃんに出会ったのは、確か2012年頃だったと記憶しています。

私が兄のように慕っている音楽ユニットCOCOAと一緒に出演していたイベントで

 

COCOAのファンの方々もたくさん私を応援してくださっていて

 

その中のお二人。　

とてもキュートで素敵なお母様と一緒にちょこちょこ歩く、とっても小さなかわいいお姫様。

 

 

 

 

 

 

まったく人見知りもせず、ライブが終わった私たち演者の元にやってきて”よしゅしゃん、ぎゅーってして〜”とニコニコししながら両手を広げる。

 

もちろんみんなここちゃんにメロメロで、一人一人抱っこするのがお約束。

 

 

その姿に何度も救われて、何度も癒されて、常に反省ばかりしてこっそり落ち込んでいる自分を

いつも優しくふんわり包んでくれる天使のような存在。

 

お母様が買ってくださったyosuTシャツをここちゃんが着て、ブカブカのワンピースみたいになりながらyosuタオルを振って、当時ハットばかりかぶっていた私みたいにハットをかぶって、yosuの歌を歌ってくれているここちゃんの動画も、何回も観て元気をもらった。

 

 

 

 

 

いっとき、ここちゃんに会えない時期があった。

 

お母様からここちゃんが入院していると伺った。

 

あんな小さな愛おしい体にどうしてそんな試練を与えるのかと、神様のことを嫌いになりそうになった。

 

 

 

 

あまり細かいところまで思い出せないのだけれど、お母様からご相談を受けたことがきっかけかもしれない。

 

ここちゃんを励ましたくて、ここちゃんが好きだと言ってくれるyosuの曲を、ここちゃんだけに向けたメッセージを吹き込んで、CDを作ってみた。

 

それからしばらくして、元気になってずいぶんとお姉さんになったここちゃんにライブ会場で会うことができた。

 

 

 

 

去年のチャリティコンサートにも悪天候で大変な中お母様と足を運んでくれて、今でもyosuサポとしても応援してくださる。

 

 

私は本当に無力で、大谷翔平選手みたいな存在を夢見ながらも、実際は毎日凹む事ばかり。

 

でも、表向きそんなふうには見せていないはず。（たぶん。・・・え？バレてる？笑）

 

 

こんな自分を無条件に何度も何度も愛してくれて、いつも無邪気に笑って癒してくれて、救ってくれたのはここちゃんの方だ。

 

 

 

CDをお贈りすることくらいしかできなくて、私ができたことといえば、とてもとても小さなこと。

 

ここちゃんはこんなにも立派なレディに成長して、まだ中学生だというのにすでにとても大きな社会貢献をしている。

 

大人になったらみんなできるかって言ったら、そういうことではない。
心の温かさや人間力や思いやりっていうのは、年齢を重ねたからといって自然に身につくものではないのだ。

 

尊敬に、年齢は関係ない。

 

私はここちゃんを心から尊敬しているし、昔も今もこれからも、ずっと大好き^^

 

 

 

 

 

小さな体で一生懸命試練を乗り越えたここちゃんが、素敵な幸せの連鎖を音楽で繋いでくれている。

素敵なお母様と素敵なここちゃんだからこその、幸せの循環。

 

そんなここちゃんの心の中に、あの日のCDの思い出が残っていてくれたことが、とても嬉しい。

 

嬉しくて、正直お母様からここちゃんの記事の掲載のご連絡をいただいた時には、とある場所の駐車場で内容を読んで、涙が出た。仏前で父にも報告した。

なんとなくだけど、父も喜んでくれているのがわかった。

嬉しいのと、尊敬と、感動と、感謝と、自分の小ささと、もういろいろだ。

 

贈ったCDの写真の日付を振り返ると、ちょうど１０年くらい前だった。

このテンダーソングプロジェクトのきっかけも１０年くらい前の、父のことがきっかけ。

一緒に大きくなれているような気がした。

 

 

 

いつか一緒にステージに立てたら嬉しい。

 

 

 

 

 

そんな日を夢見ながら、今日もまっすぐ生きてみます。

 

ここちゃん、生まれてきてくれてありがとう。出会ってくれて、ありがとう。

 

大変だったこと辛かったことを乗り越えて、それを思いやりとたくさんの愛に変えて、多くの人に優しさと幸せと感動を届けてくれてありがとう。

 

無理しすぎず、がんばろうね。

 

ここちゃんとお母様の温かくて素敵すぎるお人柄に、感謝してもしきれません。

 

私もきちんと世の中に貢献できるよう、引き続き精進してまいります。

 

 

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素敵なエピソードの掲載を許可してくれたここちゃん、お母様、ご家族の皆様

 

本当にありがとうございました^^

 

 

yosu