【こんな世の中だからこそ】８代目企画局長 生水出潤一郎

クラファンをやると決めるまでの日々。それは同時にこれまで続けてきた活動を見直し、原点に立ち返ることのできた日々だった。

 

これまで当たり前に行ってきた週に1回のオフラインミーティング。これまで当たり前に過ごしてきた仲間。これまで当たり前に毎年建ててきた学校や体育館。
そんな当たり前にあふれていた学生団体夢人に、このままではいけないと教えてくれたのは新型コロナウイルスだった。

 

年間スケジュールが全て狂い、会うはずだった愛しいラオスの子どもたちにも会えず、私たち夢人は大きな壁にぶつかった。大切な大切な仲間たちにも会えず、いつ会えることが許されるかも分からないまま、動き出せない日々が続いた。
周りの人たちは言う、あの代は可哀想だ。周りの人たちは言う、コロナのせいだ。

 

そんな言葉を聞いて感じたことは、「しょうがない」ではなく「悔しい」だった。コロナのせいにして、可哀想だったや不幸だった、そんな代にはしたくない。

 

たくさん考えた。色んな意見が出た。色んな思いを聴いた。そしてたどり着いた答えの１つがクラウドファンディングだった。
まだ何も分からない新入生、前例のない試みなど不安材料はたくさんあったがもはや立ち止まるという選択肢はなく、失敗覚悟で挑戦することにした。

 

そして今、、様々な壁に直面している。これまで見えていなかったこと、目を逸らしていたことが浮き彫りになり、夢人が大きく成長するか衰退していくかの分岐点に立たされている気がする。　

 

そして私たち夢人はこのコロナ禍の中、様々な壁に直面している中、今日も立ち止まることなく限りある学生生活をかけて活動している。