知ってください !(^^)!　山くるみの収穫からくるみ抜き作業

山くるみの木は、川沿いで足場の悪い急峻な場所に自生している事が多く、収穫は9月初旬からになりますが、まだまだ暑い日もあるので汗を拭き、やぶ蚊に刺されながらも拾い集めます。外皮は緑から褐色へと変色するので、水を使い綺麗になるまで洗い、良く乾燥させて保存します。実を取り出す時は水に一晩浸してから乾煎りして、くるみ割り鋏を使用して割り、千枚通しで実をほじり出し選別作業をして終了となります。この一連の作業を利用者さん達は黙々と行います。

一般的にお菓子に使用されるクルミは、洋クルミ（カシグルミ）で殻は割りやすく実の取り出しが簡単です。味は淡白となっています。一方、山くるみ（鬼くるみ）は堅い殻に覆われているので実を取り出すのに大変苦労しますが、味は濃厚なのが特徴です。