支援先の「ニジェール」と「ナイジェリア」の意外な共通点

おはようございます。

 

プロジェクトオーナーの横山です。

 

このたび、「絶対健康を手に入れて、健康に恵まれない子どもたちを支援したい！」というコンセプトでクラウドファンディングをスタートしました。

 

その支援先は「ニジェール」という国です。

 

青年海外協力隊の訓練生のころから、アフリカの国の名前は覚えていますので、どの国がどの場所にあるかぐらいは知っています。

 

そんなアフリカの国々の中で、

 

以前から「ニジェール（Niger）」と「ナイジェリア（Nigeria）」は、国名がとても似ており、隣接しており、国の面積もほぼ同じですから、この両国のことは少し気になっていました。

 

（ただ人口はもうすぐ2億人に達するナイジェリアが、人口2000万人のニジェールを圧倒）

 

調べてみると、そもそもNIgerというのは、現地で「川」を指す言葉だったようです。

 

世界第14位の長さ（4200キロ）の大河ニジェール川が、ニジェール、ナイジェリアを越えてギニア湾に流れています。

 

したがって、おそらくこの大河の名前が国名の由来にもなっているのだと思います。

 

そんな巨大な川を擁するニジェールですが、皮肉にもこの川が気候変動により洪水を起こし、以前から生産性が低かった農業にさらなる打撃を与えているようです。

 

5歳未満児の42％に慢性的な栄養不良による発育阻害が、生後6カ月から23カ月の乳幼児の19％に急性栄養不良による衰弱が見られるなど、事態は深刻とのこと。

 

（プラン・インターナショナル：ニジェール「栄養不良の子どもの食料支援プロジェクトから引用）

 

自分のためにではなく「誰かのために健康になる」をコンセプトにはじめた私どものクラウドファンディング。

 

必要経費を除いた全額を寄付しますから、一人でも健康被害に苦しむニジェールの子どもたちに、少しでもこの支援が届けばいいと考えています。

 

※写真はプラン・インターナショナルから転載の許可をいただいています）