じいさんの森から学ぼう!若者がホンモノの林業を学ぶ場所づくり
じいさんの森から学ぼう!若者がホンモノの林業を学ぶ場所づくり

支援総額

2,480,000

目標金額 2,000,000円

支援者
179人
募集終了日
2019年8月30日

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2019年08月18日 14:30

58%達成! 開校を待つ生徒の声@岩手【三木さん】

みなさん、60%達成まであとわずかになりました。

 

残すところあと12日。

目標額まであと82万5千円です。


なんとか達成して、学校づくりを実現させたいと思います。

 

ジャーナリストの高野さんからも応援のメッセージがありましたが、

全国から開校を心待ちにしている若手林業者の声が届くのがこのプロジェクトの特徴のようです。

 

今回は、返礼品のハチミツをつくっている

岩手県の林業者を紹介します。

 

高知の滝川さん宮城の小野寺さん奈良の北さん、そして北海道の澤田さんに続いて、

岩手県釜石市の三木真冴(しんご)さんの登場です。

 

 

「はじめまして!

 

岩手県釜石市に住んでいる三木真冴と申します。

 

今回のリターンで、ハチミツを担当することになりました(1.5万円のコース)。
良質なハチミツづくりには、きれいな水と、豊かな蜜源植物が必要なのですが、三陸地方の北上高地はその条件がバッチリそろっています。
ふくよかな香りと濃厚な味わいが特徴のハチミツです。是非ご賞味ください。
 

 

さて、まるで養蜂家のように語っておきながら、普段の私の仕事は、林業の現場に入り、「林業を始めたい!」という意欲ある人たちのための研修のチャンスを作ったり、林業を始めたものの行き詰まった人たちをサポートをしたりするグループ(東北・広域森林マネジメン機構)の事務局長をしています。主な活動場所は、東日本大震災の被災地である岩手県・宮城県・福島県です。

 

「東北・広域森林マネジメント機構」のメンバーと。

 

もともと私は、埼玉県出身で、大学卒業後に都内でサラリーマン生活を送っていました。東北にも林業にもまったく縁のない暮らしでした。

 

2011年の震災がキッカケで、東京に拠点を持つ支援団体に転職し、岩手県で被災者支援の仕事を始めました。

 

生まれて初めての東北暮らし。冬の寒さは厳しいですが、三陸の豊かな自然、文化に魅了されました。休みの日には登山をしたり、地元の方に山菜、キノコ採りにつれて行ってもらったり、被災地の子どもを山で遊ばせる活動のお手伝いもして、特に山の魅力にはまっていきました。

 

そして、震災から5年の月日が経った頃、私の勤めていた団体が支援から撤退することになりました。私は、引き続き東北での支援に関わりたいと思い、被災地に残ることを決断しました。

 

 

<橋本光治さんと自伐型林業との出会い>

 

「これからの被災地の復興を、どうしたら実現できるんだろう」

 

そんなことを考えた時に、大切だと思ったことは「産業」の力でした。産業というとおおげさに聞こえるかも知れませんが、今後、外からの支援が無くなっていった時に、どうやって住みやすい街を自分たちで作っていけるかをイメージしました。

 

地元の経済活動が活発になり、町の税収が生み出され、住みやすい街を作っていくことが、町を持続させるために必要だと思ったのでした。

私の住む三陸地域は、ほとんどが山林だったのです。

 

幸運なことに、このプロジェクトの「じいさん」こと、橋本光治先生と出会いました。とても幸運な出会いでした。橋本先生は震災以降、頻繁に東北を訪れ、林業者育成に、汗を流されていました。

 

私もその研修に参加し、小さな機械と家族経営で補助金に頼らずに経営されている話を聞いて、林業のイメージが払拭され、衝撃を受けました。小規模・低投資で始められ、持続可能な経営が目指せる「自伐(じばつ)型林業」との出会いでもありました。

 

東北地方では自伐型林業推進協会の協力を得て研修会を重ねている

 

<開校への期待>

 

橋本先生を始め、このプロジェクトのNPO「自伐型林業推進協会」とのご縁で、2017年から山を借り、山主さん含め3人で自伐型林業を行っています。

 

何度も指導に来ていただき、年初の作業道のルート踏査には必ず橋本先生にお願いをしています。東北に来るたびに開設した作業道をチェックしてもらい、選木も含めてアドバイスをもらいながら山の整備をしています。

 

橋本先生(左)に指示されながらの選木の風景

 

今は自分の実践だけでなく、研修会を開くようになりました。研修後に参加者から喜びの感想をもらったり、その後各地に戻って実践に活かす人を見ると、

 

「この仕事をしていてよかったな」と思います。

 

「自伐型林業塾」にはとっても期待しています。というのも、技術だけでなく、山を見ながらじっくりと橋本先生の理念・哲学を学べるような機会が欲しいからです。

 

また、参加者同士が仲良くなり、様々な経験、考えを持ち寄り・分かち合える学校のような場になってほしいです。

 

私も是非参加したいです。

 

 

<林業者以外にもつながる学び>

 

橋本先生が常々口にされる言葉に、「物事のプラスとマイナスの両方を見ること」「林業は10年単位」があります。

 

林業をやってみると、「材価(木材の販売価格)が安い」「木の成長が悪い」「まとまった人工林が少ない」等、自分の置かれた立場のマイナス面ばかり見てしまいがちです。しかし、見方を変えると必ずプラスの面もあります。そして、今は評価されないことも、10年後にどんな評価が待っているか分からない。瞬間的、その場限りではなく、長期的な視点で考えるように、日々活動をしています。

 

これは林業以外にも当てはまるありがたいお言葉だと思っています。

 

このプロジェクトを達成して、みなさんと出会える機会を楽しみにしています。」

 

小型機械で林業をしています!
 
自伐型林業をしんがら家造りをしているメンバーも心強い仲間です

 

2016年の夏に岩手県に初めて台風が上陸し、釜石市も大きな被害があり、知り合いの住む集落は孤立した。

 

農地は土砂に埋もれ、流木により漁業の養殖にも大きな被害が。人々が安心して暮らすためのベースには、山があることを痛感しました。

 

 

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リターン

5,000


応援コース

応援コース

●感謝の気持ちを込めてオリジナルポストカードでのお礼状

申込数
29
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年11月

10,000


講義録DVD+ロゴ入りポロシャツ

講義録DVD+ロゴ入りポロシャツ

●ロゴ入りポロシャツ(グレーorピンク1枚)
●講義録DVD

【その他、付随する返礼品】
●感謝の気持ちを込めてオリジナルポストカードでのお礼状


-------
※梅原真デザインのロゴ入りのポロシャツ(グレーまたはピンク)をお届けします。
※次の画面で、サイズと色をお選びください。

※開校する自伐型林業塾の講義(座学)を収録したDVDをお送りします。

申込数
57
在庫数
43
発送完了予定月
2019年11月

5,000


応援コース

応援コース

●感謝の気持ちを込めてオリジナルポストカードでのお礼状

申込数
29
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年11月

10,000


講義録DVD+ロゴ入りポロシャツ

講義録DVD+ロゴ入りポロシャツ

●ロゴ入りポロシャツ(グレーorピンク1枚)
●講義録DVD

【その他、付随する返礼品】
●感謝の気持ちを込めてオリジナルポストカードでのお礼状


-------
※梅原真デザインのロゴ入りのポロシャツ(グレーまたはピンク)をお届けします。
※次の画面で、サイズと色をお選びください。

※開校する自伐型林業塾の講義(座学)を収録したDVDをお送りします。

申込数
57
在庫数
43
発送完了予定月
2019年11月
1 ~ 1/ 13


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