重要文化財『阿弥陀如来坐像』『金剛薩埵坐像』の撥遣

本日、門劇猊下による重要文化財『阿弥陀如来坐像』『金剛薩埵坐像』の撥遣が執り行われました。

撥遣とは、魂を抜く作法のことでよく御仏壇やお位牌など「お性根を抜く」などと言われたりします。

６月より、本堂を修繕する際に、重要文化財は安全の為に表書院へ一旦移動することとなっております。

本尊は、今月に戻って来られ、『阿弥陀如来坐像』は修繕の為京都国立博物館へ。

４月末からは本尊の『如意輪観世音菩薩坐像』と『金剛薩埵坐像』が表書院にて安置される事となります。

その移動の為に、本日、撥遣作法を行いました。

来年は、『金剛薩埵坐像』が修繕の為に還座致します。

本堂修繕に向けて少しずつ準備が進んでおります。