中高生向けツアーを始めたきっかけ【其の4】

それ以外にももちろんお楽しみもたくさんありました。サンタモニカピアでは自転車を借りてベニスビーチまで出かけてジモティなお買い物を楽しんだり、遊園地ではしゃいだりしました。ハリウッドに出かけて映画のプレミアに遭遇したり、ビバリーヒルズの豪邸巡りをしたりもしました。みんな日常と懸け離れた風景や時間を思いっきり楽しみました。

中でも強烈に思い出となってみんなの心に残ったのはやはり何と言ってもユニバーサルスタジオハリウッドでしょう。ここでしかないアトラクションや、広大な敷地に子供達は目を丸くしました。並ぶ時間も比較的短く苦にならず、それぞれのチームが思い思いに目的の場所で存分に遊ぶことができました。買い物や館内説明の英語ももう余裕です。みんなの成長の早さに目を見張り、感心するばかりです。

LA滞在中の７日間、その日のアクティビティに合わせた英語のレッスンが毎朝朝食後に用意され、それも大いに役に立ちました。「習っては使う」の毎日です。初日は期待と不安で硬くなっていた笑顔もだんだんと内面から輝く笑顔に変わっていくのに時間はかかりませんでした。そこが子供達の可能性の素晴らしいところです。初日の歓迎BBQパーティから、最終日のさよならパーティまで毎日が感動の連続で、帰りの空港では写真のポーズも旅立ちの時のポーズとは表情が違っています‼️

私の好きな言葉に、”You can count how many seeds in an apple but you can't tell how many apples in a seed.　Love begets love." 「一つのリンゴにいくつ種があるかは数えられるけど、一つの種にいくつリンゴがあるかはわからない。愛は愛を産む。」というのがあります。子供達の可能性は一つの種です。大切に育てればきっとたくさんのリンゴを実らせてくれるでしょう。教育の機会を与えるのが我々大人の責任であり、それは将来豊かな収穫となって社会に還元されるはずです。