井口先生の遺品を札幌工業高校に寄贈

令和6年3月25日、井口健さんを偲ぶ会実行員会は、北海道百年記念塔設計者である井口健先生の遺品のうち建築関係に係わる資料を札幌工業高等学校（札幌市北区）に寄贈しました。

井口先生は同校建築科を卒業後、久米建築設計に入社し、北海道百年記念塔の設計に携わりました。先生にはお子さんがなく、奥様も昨年亡くなられたたことから、先生が所有していた北海道百年記念塔設計図など貴重な資料の行方が案じられていましたが、偲ぶ会実行委員会の母体である北海道百年記念塔の未来を考える会の方々が中心に引受先をあたり、母校の札幌工業高校が引き受けることとなったものです。

この日、１月１４日の「井口健さんを偲ぶ会」に寄せられた寄付金を同校同窓会の札工会に寄贈するとともに、井口先生の資料を同校同窓会館（井口先生設計）に運び込みました。札工会では同窓会館内に記念展示コーナーを設ける予定です。

写真は、目録を交わす井口健さんを偲ぶ会実行員会委員長の藤島喬さんと札工会の米坂純一会長です。

１月14日の偲ぶ会で展示された井口先生の遺品